藤本けいすけの「日日是好日」
市議会第3回定例会が終了しました
9月1日~30日まで開催された第3回定例会が終了しました。
今回の主要議案は下記の通りですが、所属会派「ちがさき立憲
クラブ」では、慎重な審議のうえ全議案に賛成しました。
また、不登校児童・生徒に対する様々な支援策を市に求める陳情
については、文化教育常任委員会にて全会一致で採択され、我々
の会派でも、陳情で要望のあったフリースクールの運営助成や、
地域での居場所づくりについて積極的に支援して参ります。
道の駅 湘南ちがさきは今
「道の駅 湘南ちがさき」が本年7月7日に開業して早くも3ヵ月が過ぎようとしています。
先日市議会都市経済常任委員会にて、運営事業者さんと運営状況や課題等について意見交換の機会を持ちましたので、その概要をお知らせしたいと思います。
現在は店舗内に約2,000アイテムの商品を用意し、特徴としてはビール(豊富な地ビールを品揃え)や、フレンチ・ハワイアン料理、地元アイスなどが大人気だそうです。
平日で約4,000人、土日祝日で約7,000人の来店があり、概ね5割が湘南エリアから、8割が県内から(ということは県外からは約2割)とのこと。
圏央道出口そばという立地からもっと県外からの来客が多いかと想像していましたが、少し意外でした。今後に期待です。
商品ラインアップ面で見ると、開業前から市議会としても期待の強かった地産地消(”茅産茅消”)推進という観点では、野菜、菓子類を含め市内産品が売上ベースで約5割を占め、今後さらに拡大を目指すとの説明でしたが、地元野菜類のタイムリーな納品・陳列に工夫が必要なようです。
周辺道路の渋滞解消やオリジナル商品の品揃え充実、江ノ島、平塚シーテラス(本年11月開業予定)など湘南エリアの観光・商業施設との協業、夜間需要の取り込みと保安対策、市内回遊客の拡大など課題も山積みですが、私も開設に賛成してきた立場から、湘南唯一の道の駅成功に向け、応援&運営チェックに努めたいと思います。
まだお越しになっていない方は是非ご来店頂き、感想・ご意見などをお寄せください。皆様の声が「道の駅 湘南ちがさき」が磨き上げて行きます!
立憲民主号外(ちがさき版)最新号をお届けします
立憲民主号外(ちがさき版)最新号をお届けしますので是非ご一読ください。
記事中にあります通り、10/4(土)午後、茅ヶ崎市役所分庁舎にて「県政・市政報告会」を開催致します。皆さまのお越しを心からお待ちしております。
第3回定例会(9/1~9/30)がスタートしました
9月1日(月)、市議会第3回定例会がスタートしました。会期は9月30日までとなり、通常の補正予算や条例改正案に加え、指定管理者選定(市内児童クラブ~東部ブロック、西部ブロック)、2024年度決算などの重要議案も審議。私も決算審査小委員会委員として参画します。
また今定例会の一般質問では、テレワークや兼業などを含む「市職員の多様な働き方」と、本年4月からハラスメント対策を主な目的として始まった「市庁舎への電話の通話録音」の2題について取り上げます。
前者では働き手不足の解消や地域人材活用等を推進するため、地方公務員の兼業(民間企業での就業や自営等)基準を緩和するための通知が総務省から出されたことに対する市の見解を、また後者では通話録音の評価や課題、録音データの法令上の取り扱いなどについて質します。
私の登壇日は9月3日(水)10時の予定です。是非とも議場またはインターネット中継での傍聴をよろしくお願い致します。
☆こちらからご覧頂けます⇒ 茅ヶ崎市議会 映像配信
学びのカタチも様々に
7月29日(火)、所属政党の政策委員会メンバー(県内市議・町議有志)で鎌倉市が本年4月にスタートさせた由比ヶ浜中学校(不登校特例校)を訪問しました。
江ノ電・由比ガ浜駅近くに約5億円をかけて建てられた校舎には、現在約30名の生徒が在籍(定員30名程度)し、静謐な環境で新しい学びの日々を送っています。
鎌倉市でも全国的な傾向と同じく不登校児童・生徒数が増加しており、2022年度には300名を超えたことなどから、熟慮を重ね御成中学校の分校として設立されました。
同校では「社会的自立」と「自己実現」を基本理念に据え、「学校が子どもに合わせる」、「自分たちで学びの場をつくりあげる」、「自分のペースで学ぶ」、「教科の枠を超えて体験的・探求的に学ぶ」、「自分たちで学びとる」、「学び方を学ぶ」、「異学年・少人数・個別などの多様なスタイルで学ぶ」、「海や森、まちなど鎌倉全体で様々な人々と関りながら学ぶ」などの目標を掲げていますが、これは明治5年の学制制定以来連綿と続けられてきた日本の学校教育スタイルのほぼ真逆を行く内容となっています。
このような不登校特例校やフリースクールの存在には賛否両論の意見があることは事実ですが、どんな形にせよ我々大人は次代を担う子どもたちに「学びと成長の機会」を保障する責任と義務があることは間違いありません。
訪問時に受けた学校概要説明の中で、小学校からずっと不登校だった生徒たちが、由比ガ浜中学校での日々を活き活きと語る動画を観たときには、思わず涙ぐんでしまいました。
不登校の理由は様々。であれば学びのスタイルも様々であって良いのではないでしょうか。授業を「学びの場」と呼び、成績表を「学びの足跡」と呼ぶ。単に言葉では無い教育の本質がそこにあるような気がします。
時代と社会の流れに合わせて教育も進化・変化して行く・・・。校舎を去る時、スタッフルーム(教職員室)で和気あいあいと鉄板プレートで昼食の焼きそばを作る先生方の笑顔が印象的でした。
(補記)
同校には民間企業から寄贈された2台の3Dプリンターが設置されており、生徒は自由に好きなものをパソコンで設計し造形できるそうです。
2台とも毎日フル稼働。まるで子どもたちが自分自身の人生を真剣に考え、一生懸命形にしようとしているのだと感じたのは、果たして私だけでしょうか・・・。