藤本けいすけの「日日是好日」
議員活動レポートVol.20(2025/10/15号)が完成しました
今号では2025年・市議会第3回定例会での予算審議模様や、
来年度予算に関する所属会派要望の概要などを中心にご紹介し
ています。
今定例会では通常の議案審議以外に、教育長人事の承認案件も
付議され、議会の議決を経て10月1日より新しく青柳和富氏
(前・浜須賀小学校校長)が就任されました。
教員のなり手不足や働き方改革、不登校児童・生徒の増加など
教育現場はまさに課題山積ですが、茅ヶ崎の子どもたちが誰ひ
とり取り残されることなく健やかに成長できるよう、しっかり
とチェック&フォローをして行きたいと思います。
来年度予算要望書を提出
10月15日(水)、代表を務める市議会内会派=ちがさき立憲クラブにて、茅ヶ崎市長に対し来年度の予算要望書を提出しました。
市では毎年夏から秋にかけて、前年度決算や中期実施計画等を踏まえて予算編成作業にかかりますが、そのタイミングに合わせ、市議会各会派から要望を提示するものです。
予算要望と言っても具体的にこの事業に〇〇円とかの要求をするものではなく、各会派・議員にて①新たに取り組む、②拡充する、③縮小する、④廃止するべきと考える事業や施策及びその理由を列記し、①②についてはそれらに必要な予算措置を講じるよう求めるものです。
今回は行財政改革~教育までの8分野で計52項目について要望しました。
しかし、大切なことは当然ながら言い放しにせず、その実現に向けて今後の予算審議などでチェック&フォローを重ね、1項目でも多く形にしてゆくことで、まさに我々議員の責務となります。
市政運営においては現状と将来展望を踏まえた様々な選択肢に向き合い、最善の選択をし続ける必要があります。
これからも皆さまの声をしっかり受け止め、市政に活かして行きます。
スポーツの秋~地区体育祭を終えて
10月12日(日)、地元地区の体育祭を開催しました。地区体育振興会会長をお引き受けして2回目の体育祭でした。
台風の影響も懸念されましたが、奇跡的に当日の天候は運動に最適な曇天。約400人の市民の皆さんに参加頂き、様々な種目を楽しんで頂きました。
なかでも自治会ごとの対抗種目は白熱し、リレー形式の徒競走は体育祭で一番の盛り上がりを見せます。
この大規模イベントの準備には、体育振興会役員のほか、各自治会から選出される約40名の体育委員や自治会役員の皆さんが協力して当たりますが、ご多聞に漏れず高齢化に伴ってテント張りなども含め、年々対応が困難になっています。
また、自治会加入率の低下や少子化、余暇の多様化などによって参加者が減少傾向にあるのも事実です。
しかしながら、地域の絆やコミュニケーションの希薄化が課題とされる昨今、年に1~2回程度は地区住民が顔を合わせ、かつ健康増進に関心を持って頂く機会が必要との観点から、この体育祭を維持してきた経緯があり、今後も「可能な範囲で」継続すべきイベントだと考えます。(特に外出の機会が少ない高齢者の皆さんにとっては有意義なイベントだという評価もあります)
今年の体育祭では、地元小・中学生に初めて会場アナウンスのお手伝いを頂いて参加者にも大変好評で、ここに世代間交流の新しいヒントを得た気がしています。
様々な課題を抱えながらも、これからも試行錯誤を重ねながら体育祭に取り組んで行きたいと思った一日でした。
アロハトーク(秋編)を開催します
市議会議員と市民の皆さまのざっくばらんな意見交換会=“アロハトーク”を11月22日(土)に開催します。(午前、午後の2回、中学生以上)
イベント名称の通り、市議は全員がアロハシャツを着て、気軽な雰囲気で市政全般についてフリートーク。嬉しいことに年々参加者も増えています。
テーマは「議員と話そう、茅ヶ崎のこと!!」道の駅、子育て、ゴミ戸別収集、バス便減少、海岸公園整備、道路整備、不登校・いじめ問題、自転車の運転マナー、物価高対策・・・。
皆さまの身近な関心や問題について是非お話しを聞かせてください!議員一同楽しみにお待ちしています。(私は午後の部に参加します)
高齢者生活支援の新しい試み
10月7日(火)、地元小出地区に市と市内ドラッグストアの提携による移動販売車がやってきました。(営業初日、30分間)
移動販売については以前から別のスーパーが地区を廻っていますので、これで2社(車)目となり、さらに別のスーパーも同様のサービス参入の準備中を進めています。
私が子どもの頃、郷里熊本の片田舎にはスーパーなど無かったため、毎日のように2トントラックの移動販売車が自宅前広場に駐車して、生鮮品や菓子、ジュースなどを届けてくれていましたが、スーパー進出や車社会の到来と共にいつの間にか来なくなってしまいました。
そのことを考えると、「歴史は繰り返す」のかなぁと感慨にふけってしまいます。
ドライバーさんのお話しでは、小型冷蔵庫や専用バッテリー、天井固定型太陽光パネルを搭載し、半径10km四方ならどこへでも営業に出向くそうですが、諸般の事情により現時点では医薬品の取り扱いは無し、クレジットカードやスマホ決済などキャッシュレス決済フル対応ながら、現金決済が大半とのことでした。
移動販売については、販売ルートの効率化、品揃え、営業時間帯など様々な課題がありそうですが、現実的にお買い物困難者は増える一方なので、大いに期待しつつ見守りたいと思います。(先ずはちょっとでも利用することが大切ですね)