藤本けいすけの「日日是好日」

藤本けいすけの「日日是好日」

変化の兆し

12月22日(火)、担当課との打合せや資料整理、来客で登庁しました。

ランチタイムで駅周辺に出かけた際、「コワーキングスペース・シェアオフィス」の幟がパタパタ。こちらは1年前にオープンしたそうですが、中を案内頂くと大勢の利用者で賑わっていました。

ビジネスだけでなく、受験生の利用もあるんだそうです。先日も高砂通りに新しく開設されたコワーキングスペースの情報をお届けしましたが、これからもこのような施設が市内でさらに増えて行く可能性があり、茅ヶ崎としては新しい変化の兆しだと考えます。

また、不動産事業者の方と情報交換する機会がありましたが、茅ヶ崎はいま「不動産バブル」なんだそうです。何でもコロナ禍で、もっとゆったり暮らしたい人たちが、都心や横浜市内などから市内に転入するケースが増え、賃貸を含め戸建て・マンションを問わず、物件が飛ぶように出ているんだとか・・・。市内人口微減トレンド予測もどうやらここで修正が必要なようです。

この変化を市としてどのように受け止めて生かすのか。私たち市民一人ひとりの課題でもあると考えます。

インフラ保全の難しさ

12月21日(月)、市民の方から相談頂いた市内用水路上の樹木、雑草伐採について、市役所担当課の現地確認に同席しました。

市内には市道以外にも無数の用水路が通っており、その敷地は基本的には市の所有または管理地となっていますが、敷地内の雑草伐採や破損個所の修理などの保全業務のあり方が大きな課題となっています。

中長期的に見れば今後日本全体の人口は確実に減少傾向にありますが、国内の道路や水路と言った社会インフラは、高度経済成長や人口増加に合せて建設されたものが多く、今後は余剰資本となることが見込まれます。

財政には限りがあるため、その問題を解決するには対処療法では無く、根本的な街づくりを変えて行くしかありません。

その意味で、茅ヶ崎市も都市計画を抜本的に見直すべきタイミングに入ったと判断し、今後様々な研究・提言を重ねて行きたいと思います。

フードバンク

12月20日(日)、市内で活動するフードバンク団体のお手伝いで、必要とする方に食品をお届けしました。

月に1回のペースではありますが、自分にできることの一つとして取り組んでいます。

茅ヶ崎市でも、コロナ禍などで生活が困窮している方の数が増えていますが、生活保護制度を利用してもまだまだ苦しい状況の方はたくさんいます。

国や県・市のセーフティネット制度でも救済されない人を一人でも取り残さないよう、これからも地道に活動を続けて行きたいと思います。(ご相談等あれば是非お寄せください。団体に取り次ぎます)

第4回定例会を終えて

12月18日(金)、茅ヶ崎市議会第4回定例会(2020年)が閉会しました。

今回も今年度補正予算や屋外広告物条例改正(点検強化等)、指定管理者選定(2件)など、多数の重要議案を審査しました。

現時点で最も重要な課題は、来年度予算の策定において約80億円もの財源が不足する見通しであることです。

有効なコロナ対策をタイムリーに打ちながらも、無駄なコストは徹底的にカットして「人への投資」を優先する。国や県の臨時交付金などを目敏く上手に活用する・・・。

2月下旬からスタート予定の2021年第1回定例会における来年度予算審議に備え、年末年始も勉強を重ね、街なかを歩きながら、皆さんの声をしっかり受け止めたいと思います。

☆茅ヶ崎市議会会議録検索
会議録検索|茅ヶ崎市 (https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/gikai/1001093.html)

忘れてはいけないこと

12月17日(木)、市議会定例会にて追加議案の審査がありました。

私が所属する都市経済常任委員会の審査議案には、市民の皆さんから好評を博しているコロナ対策としての「ロコチケット」第二弾に関する補正予算が上程され、委員会では全会一致で可決すべきものと決定しました。詳細は別途配布される市の広報紙等をご参照ください。

また、現在市役所1Fロビーでは、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のイベントとして、「県ゆかりの特定失踪者等」のパネル展示を行っています。

実は、私の会社の大大先輩も鹿児島県内で拉致され、現在も行方不明のままとなっています。この問題を決して風化させることなく、一刻も早い解決に向けて粘り強く取り組む必要があります。

展示は12月21日(月)まで(土日を除く)。皆様も是非お越しください。