藤本けいすけの「日日是好日」

藤本けいすけの「日日是好日」

首相秘書官

先日岸田首相の秘書官が、性的マイノリティ擁護やジェンダー平等の理念を真っ向から否定するような発言をして更迭されました。

そのことは言うまでもなくあってはならない言動であり、更迭は至極当然の対応ですが、忘れてならないのは同じく秘書官を務める岸田首相のご子息の問題です。

いつの間にかマスコミでも取り上げなくなりましたが、先般首相が欧米を歴訪した際、岸田秘書官がパリで施設訪問や首相の手土産の買い物をした際に、現地の公用車を使ったことが「公私混同」の不適切な対応ではなかったかと批判されました。


私は昨年末以来の街頭演説で、若年のご子息を首相秘書官に起用することの妥当性にずっと疑問を投げかけて来ましたが、今回の一件の本質は「公私混同」の問題だけでなく、その前段でそもそも一国の首相が外交で海外に出向く際、一体手土産などを買って帰る余裕などあるのだろうか?という点にあります。


世界的な新型ウイルスのパンデミック対策やロシア・ウクライナ戦争、地球温暖化対策など喫緊の重要課題を抱えた真剣勝負の外交の場であるはずなのに、何のために誰に手土産を用意したのか・・。


一番必要な手土産は、国民に対する目覚ましい外交成果のはずなのに、その点の実績と評価は不透明なままです。


与野党を問わず、こんな旧態然とした政治スタイルはいい加減止めにしないと、日本人の政治不信は永久に無くならないと危惧します。

”対策”から”政策”へ

1月23日、いよいよ来年度予算案などの重要議案を審議する通常国会がスタートしました。

新型コロナウィルスとの共生策(2類から5類への移行)、物価高対策、子育て支援や安全保障政策(防衛予算増強)、旧統一協会問題などなど、国や政治のあり方を根本から問う重要課題も山積しており、国民目線に立った真摯な議論と判断を期待します。

さて、私が居住する地元エリアだけを対象に発行している活動報告書(「カエル通信」)最新号のコラムで「対策から政策へ」という記事を掲載していますが、反響が大きいため当ホームページでも紹介させて頂きます。

その要旨は、例えば街なかでゴミの不法投棄が発見された場合は、行政や地域住民による巡回、監視、防犯カメラ設置などの「対策」を講じて再発を防ぎますが、余りにも多発する場合には「ゴミが捨てられやすい環境自体に問題がある」と判断して、個別の「対策」ではなく例えばゴミ収集のステーション方式から戸別方式への変更や、不法投棄行為への行政指導、罰則付きの条例制定、更には街づくりの方向性そのものを変えるための都市計画見直しなどの「政策」に仕立てて行くべき、と言うものです。

もちろん、「政策」には「対策」と比較にならない規模の予算や仕組みが必要となるため、無駄な投資とならないよう議会でしっかり議論する必要があります。

そして、さまざまな地域課題への個別「対策」を普遍的かつ有効な「政策」に昇華させるためには、我々議員が市民の皆さまの声を地道に汲み取って議会で議論を重ね、積極的に行政当局に提言して行くことが重要と考えています。(今回掲載した防犯カメラは、実際に私の自宅付近のゴミ収集ステーション付近に新しく設置されたもので、数十万円の費用がかかっているそうですが、暫くその効果を見守りたいと思います)

岸田首相と全ての国会議員に物申す

先日岸田首相が、新年伊勢神宮参拝のあとの会見で、「異次元の少子化対策」に触れ、①児童手当などの経済支援強化、②学童保育、産後ケアなど子育て家庭への支援、③仕事と育児を両立する女性の働き方推進を議論の柱にするとのことでしたが、私に言わせれば、年の初めからその方向は大きく間違っていると言わざるを得ません。
なぜなら、①~③のいずれも子供が生まれた後の対策であり、なぜ生れてくる子供が少ないのかや、その前提として、なぜ結婚したり家庭を持つ若者が減っているのかという根本問題の解決には、全くと言っていいほど貢献しないと思われるからです。
このことは、トヨタ自動車の生産工程管理で有名になった「なぜなぜ5回」(なぜ?を5回突き詰めると物事の根本原因が見えてくる)に当てはめてみればすぐにわかることです。
日本の企業は国際競争に打ち勝つため、技術力の向上や知的財産等に力を入れるのではなく、原価低減=賃金抑止=非正規雇用拡大にシフトし、政府はその後押し、容認をしてきたのがここ数十年の偽らざる歴史です。
国内ではもはや非正規労働者が全体の約4割を占めるとされ、年金を始めとする今後の医療・社会保障制度にも赤信号が灯っている状態で、果たして若者が家庭を持ち、子どもを育ててみたいという気持ちになるでしょうか?
政治がメスを入れるべきはそこのはずです。
今月23日に通常国会がスタートしますが、この根本問題の解決に向け、まずどのような一手を打つべきか、与野党の垣根を超えた大局的かつ真摯な議論を望みます。

「議員レポート(Vol.15・電子版)」が完成しました

「議員レポート(Vol.15・電子版)」が完成しましたのでご紹介します。


今回は市議会第4回定例会模様を中心に記事を掲載しましたが、現任期で最後のレポートでもあり、任期中に行った一般質問のテーマについても振り返ってみました。是非ご一読ください。

謹賀新年

皆さまには清々しい初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

今年は、地元「腰掛神社」新年祭への参列からスタートしました。

ロシア‐ウクライナ戦争の終結やコロナ禍からの脱却など、世界の平和と社会の安寧を心からお祈りしました。

さて、本年4月には統一地方選挙が控えておりますが、私は議員になった初志を忘れることなく、「一日一生」の思いで日々職務に全力投球するのみです。

自治体議員はいかにあるべきか・・・。これからも、会社員から転身し
た私の挑戦は続きます。

引き続き、皆さまのご指導ご声援をよろしくお願い致します。

2023年元旦

茅ヶ崎市議会議員
上地流唐手道 湘南修武館館長

藤本恵祐

2022年を振り返って

2022年も激動の年となりました。

ロシア‐ウクライナ戦争に端を発した世界的なエネルギー危機と物価高、まだまだ終息の兆しを見せないコロナ禍や、元首相へのテロで露見した政治家と新興宗教との不適切な関係などなど、経済社会情勢が混迷を極めたまま年を越そうとしています。

私自身、自治体議会の一員としてそのような国内外の動きにさまざま翻弄されつつ、「誰ひとり取り残さない社会を創る」という信念のもと、多くの市民との対話を通じて市政のあり方を質し、政策提言などを重ねた一年でした。

市庁舎で、事務所で、街なかで、オンラインで頂いたご意見やご批判の全てが私の貴重な学びや経験となり、かけがえの無い成長の糧となったことに心から感謝しつつ、皆さまへの御礼と一年の振り返りとさせて頂きます。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

茅ヶ崎市議会定例会・一般質問のテーマが決定

2022年・第4回定例会の一般質問が確定しました。今回は20名の議員が質問に立ち、私の登壇日は定例会最終日の12月21日(水)午前の予定です。

質問テーマはご覧の通り、ターミナルケア、市北部の資材置場、市管理職職員の育成・任用、GIGAスクール端末についての4問を選定しましたが、1問目と2問目は市民の方々からの切なるご意見ご要望を踏まえて行うものです。(写真は第3回定例会での一般質問模様)

今回の一般質問が現任期で最後の質問となりますので、是非議場またはインターネット中継(リアルまたは録画)で傍聴ください。

☆インターネット傍聴はこちらから↓
茅ヶ崎市議会 映像配信
https://chigasaki-city.stream.jfit.co.jp/

☆各議員の一般質問テーマはこちらから↓
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/050/704/R4t4tuukokuitiranhyou.pdf

「立憲民主号外」2022.12.10号をご紹介します。

市議会議員になって早くも4年が過ぎようとしていますが、市民生活は自治体としての行政区域を超え、広域な経済・生活圏として捉えなければ解決しない課題が山積しており、人口減少が確実に迫るなか、「自治体間連携」が今後益々重要になるとの思いを強く持ちました。

藤沢市議会議員・かみお江里さんとの対談模様も掲載されていますので是非ご一読ください。

良書のススメ

今回は最近読んだ本の中でイチ押しの書籍をご紹介します。


新聞広告で見た「あなたはどこで死にたいですか?」というタイトルに強い衝撃を覚え、すぐに入手しました。

「ピンピンコロリ」「重層的支援体制」「地域共生」「全世代型社会保障」「健康寿命延伸」など、福祉の世界では耳障りの良い言葉が飛び交っていますが、この著者が長年携わってきた福祉(介護)の現場からの真摯な批評と提言は、いかに自分自身がそれらの表層しか見て来なかったかという強い反省を促してくれました。

介護保険料をずっと納めてきたのに、いざ必要な時に使いにくい、障がいを持つ人の65歳以降のケアーが不十分、「介護保険」と「医療保険」の複雑奇怪な入り組み・・・。

官僚任せではなく、もう一度政治の力で社会福祉サービスの抜本的な組み直しの必要性があることを学びました。皆様にも是非手に取ってご一読頂きたい一冊です。

なお、茅ヶ崎市議会第4回定例会(11/29~12/21)での私の一般質問において、ある市民からの切実な訴えと本書での学びを元に、「ターミナル(終末期)ケア」について市の考えを問う予定ですので、是非とも議場またはオンライン中継での傍聴をお願い致します。

政治家の言葉や責任は、一体いつからそんなに軽くなったのか?

法務大臣が失言によって辞任しました。


「法務大臣は死刑執行のハンコを押すときだけ注目される地味な役目」という主旨の発言を公の場でしたことが原因ですが、一体どんな思考をすればそんな言葉が口から出てくるのか、私には全く理解不能です。

大臣という命がけで果たさなければならない重職を、まるで自分のPR材料だと思っているフシがあります。

そして総理大臣の口からまたまた出てくる「説明責任を果たすべき」「任命責任を感じる」という「責任」という言葉の軽さにも辟易。

政治に携わる者の「責任」がどんどん薄っぺらなものになっています。

私自身への自戒も込めて、「与党も野党も関係なく、全ての政治家は、襟を正して仕事に専念せよ」と改めて主張しておきたいと思います。

茅ヶ崎市長選挙に思う

10月30日投開票の茅ヶ崎市長選挙が終わり、現職の佐藤 光氏が2期目の当選となりました。

前市長の急逝により茅ヶ崎市長選挙は春の統一地方選挙と執行時期が異なるものの、投票率は前回を6.17%下回る34.69%と、残念ながら過去最低の結果に終わりました。

無効票約1,100票を含め、実に有権者の3人に1人程度しか意思表示をして頂けなかったことになり、果たして民意を十分に反映する機会になったのか?という疑問符が付きます。

選挙期間中に「選択肢の無い選挙」「投票に行く気になれない」などの市民の声を耳にしてはいましたが、これほどまでの低い投票率だとは想像していませんでした。

これは単に候補者側だけの問題ではなく、日頃から市民に対し、市政に関する論点や争点をより明確に提示すべき市議会側にも、多くの課題を突き付ける選挙であったと私は考えています。

一方で、茅ヶ崎市では今回の市長選に合わせ、初めて「子ども選挙」が実施されました。市民有志の発案で実施されたイベントでしたが、子どもたちの意思表示は大人の選挙結果とは異なり、実に興味深いものがあります。

今後も工夫をこらし、是非市議選などでも実施頂けることを期待しています。

☆ちがさきこども選挙
- こどもの、こどもによる、こどものための選挙
( https://kodomo-senkyo.com/ )

政治の世襲・私物化に改めてノー!

最近あまり話題にならなくなりましたが、先般岸田首相が自身の
ご子息を首相秘書官(年間報酬約2,350万円)に起用しました。

これには全く空いた口が塞がりません。

コロナ禍の克服、過去に例を見ない円安と物価高対策、ウクライナ紛争、中台緊張、旧統一教会問題などなど、様々な国難を抱える状況にあるにも関わらず、社会経験がさほど厚くない人物をよりによって首相補佐官に任命するとは、超家族主義の「ご都合お手盛り」人事と言わざるを得ません。

私は34年間の会社員経験を経て自治体議員になりましたが、そ
れでもまだまだ議員として十分に活躍できるだけの社会経験や素
地が足りていないと自省する日々です。

わずか30歳そこそこの青年が、たとえ学業成績は優秀だったと
しても、一国の首相補佐官の任を全うできるとは到底思えません。

明治期以来連綿と続く「政治の世襲・私物化」は、もういい加減
止めにして、地盤・看板・カバンの無い、可能性に溢れる清新かつ多様な人材が政治参画できるチャンスを、もっともっと拡大すべきと私は考えます。

2022年・第1回茅ヶ崎市議会臨時会について

10月18日(火)、茅ヶ崎市議会では臨時会が開催されました。

議長選出等の際に開かれる臨時会がこのようなタイミングで招集されることは珍しく、国の交付金(新型コロナウイルス対策)を活用した補正予算について審議しました。

今回審議承認された補正予算の概要は次の通りです。

① エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた福祉関連s施設等の事業運営支援のための補助金
・市内介護サービス事業所向け=約1億2千8百万円
・市内障害福祉サービス事業所向け=約8千8百万円
・市内認可保育所向け=約1千8百万円(事務経費含む)
・市内児童クラブ向け=約4百万円
② 市内経済活性化や消費喚起のための、キャッシュレス決済を行った消費者へのポイント還元施策(9月定例会にて約5.5億円の補正予算承認済み)について、その原資や広告費2億円を増額

①については市議会として対象事業者への迅速で確実な補助の実施を、また②については、事業委託先等と連携したキャッシュレス決済利用促進のための市民向け相談会の拡充を求めて賛成しました。

☆補正予算の詳細はこちら↓
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/050/315/R4R1siryou1017.pdf

『議員活動レポート(Vol.14)』電子版をお届けします。

今回は市議会第3回定例会(9/1~29)模様のほか、会派による「川崎市 子ども夢パーク」視察報告についてもご紹介していますので是非ご覧ください。

子どもの「育ち」と「学び」が多様化する今日、これからも子どもたちが伸び伸び生きやすい社会づくりを目指して活動して参ります。

 

安倍元首相の国葬儀について再び

今月は街頭に立って活動する機会を増やしています。

そのようななか、安倍元首相の「国葬儀」について沢山のご意見を頂いてます。私は所属する立憲民主党のスタンスに同じく今回の「国葬儀」には反対の立場ですが、その理由は単に法的根拠の不明確さや税金を使うことの適否だけではありません。

そもそも、「なぜ政治家だけをかくも別格に扱うのか?」というその手前の問題意識を持っています。

政治家は、国や社会を良くしたいという強い信念と使命感に基き、選挙を経て議員や大臣、首長になるわけですが、一旦指名を受けたからには全身全霊を賭けて職責を果たし、目標(公約)を遂げることは当然のことであり、いくら功績を積んだとしても、「国葬儀」などでの別格扱いはおかしいと思います。

もし万人異論なく人格、功績ともに高い評価を受け、真に国民・市民のために命がけで尽くした政治家が居たとしても、個々人がその墓前で手を合わせ、功績を称えつつ、静かに冥福を祈ることで十分ではないでしょうか。私はそう考えます。

ナンセンス極まりない!

多くの国民の反対にも関わらず、安倍元首相の「国葬儀」が先日強行されました。

当日は多くの参列・献花者があった一方で、会場周辺では大規模な反対デモも繰り広げられるなど、国論を二分してしまった岸田首相の浅薄な決断によって、却って故人の功績や名誉を棄損する結果となりました。これは主権者たる国民だけでなく、故人や遺族にとっても失礼千万なお話しだと思います。

そして私がさらに憤りを覚えたのは、「国葬儀」の翌々日に首相が記者団の取材に答えた中身です。報道によれば、「まずは幅広い有識者から意見を聞き、国葬儀の論点と意見整理するところから(検証を)始める」旨表明したとありますが、呆れて開いた口が塞がりません。

一体どのような勢力に背中を押されてそのような判断をしたのか不明ですが、そもそも強い反対を押し切って強行したのは政府のトップたる首相自身であり、それを「事後」に検証すること自体がナンセンス極まりないお話しであることはもちろん、またぞろこのタイミングでお得意の「有識者」を持ち出しているところに、政治家としての逃げと深刻な劣化を感じざるを得ません。

この国は一体どこに向かおうとしているのか・・・。舵取り不能になった難破船の末路を想起して、思わずぞっとしてしまうのは私だけでしょうか?

子どもたちの鋭い感覚に脱帽

先日の新聞記事で千葉市が主催する「子どものまちCBT」について
取り上げられていました。

CBTはCiba Townの略だそうで、子どもたちが一堂に会し、子どもたちの企画運営で市役所、警察、銀行、商店などを模擬運営&職業体験。疑似通貨も発行するという本格派です。

その中でも私が注目したのは、1年任期の「子ども市長」を選ぶ選挙戦。本格的な立ち合い演説会もあり、その際各候補者は素顔ではなくキツネのお面を被って登壇するそうですが、その理由が「投票が外見で影響されないように」というもので、しかもそのルールは子どもたち自らが考え出したんだそうです。

例えば顔写真を撮る時には、真っ白な歯をさりげなく見せて口角を上げて笑顔を作るとか、政治に携わる者はとかく外見や印象を気にしがちですが、「大切なのは中身」なんだと子どもたちは見抜いている訳で、思わずはっとさせられました。

しかし、選挙の時に被るのがキツネのお面と知って、ひょっとして、政治の世界は「キツネ」と「タヌキ」の化かし合い、なんて子どもたちのキツイ皮肉が籠められているんじゃないか?と勘ぐってしまうのは、果たして私だけでしょうか?(画像は先の参院選ポスター)

☆「子どものまちCBT」関連サイト
⇒ 千葉市:こどものまちCBT ( https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/kikaku/kodomonomachicbt.html )

安倍元首相の国葬に反対します

現在政府では安倍元首相の「国葬」を強行しようとしていますが、私は反対の立場であり、今回茅ヶ崎市長及び教育長に対し、市議会内会派としてご覧の通り申し入れを行いました。

元首相が無法な銃撃で亡くなったことには、深い悲しみと憤りを覚え、心から哀悼の意を表するものです。

しかしながら、未だ政治的な評価が分かれ、銃撃の原因ともなった特定宗教団体との関係も不明瞭なままの政治家について、法令の根拠無く国民の強い反対があるなかで、膨大な予算を投じての「国葬」は到底容認できるものではありません。

現状の「国葬」を巡る政治的な混乱は、かえって故人の名誉や評価を貶めることになるのではないでしょうか。

☆安倍元首相の「国葬」に関する世論調査結果↓

内閣支持ほぼ横ばいの50%、国葬の実施決定「評価せず」56%…読売世論調査 : 読売新聞オンライン
( https://www.yomiuri.co.jp/.../yoron.../20220904-OYT1T50130/ )

安倍元首相の国葬賛否、反対56% 8月比で賛成減る 朝日世論調査 [国葬]:朝日新聞デジタル
( https://www.asahi.com/articles/ASQ9D3GNCQ9DUZPS002.html )

市議会第3回定例会スタート

9月1日(木)~29日(木)の日程で、第3回定例会がスタートしました。

今定例会では補正予算や条例制改定などの通常議案のほか、2021年度(令和3年度)の市の決算認定議案が上程されています。

私は決算特別委員会の委員ではありませんが、他議案も含めしっかりチェックして行きたいと思います。なお、今回の私の一般質問は、「マンション施設関連政策」と「市職員のテレワーク」
の2題について取り上げる予定です。前者は、コロナ禍の影響で人口微増が続く茅ヶ崎市の将来のまちづくりや市民生活の諸課題に、後者は市職員のテレワークの生産性や市民サービス向上への貢献度などに焦点を当てたいと考えています。
皆さまも是非市議会の傍聴をお願い致します。

☆茅ヶ崎市議会第3回定例会議案↓
令和4年第3回定例会に関する資料(令和4年9月)|茅ヶ崎市 ( https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/gikai/1034992/1049797.html )

☆茅ヶ崎市議会オンライン傍聴サービス↓
茅ヶ崎市議会 映像配信 ( https://chigasaki-city.stream.jfit.co.jp/ )

第2回・オンライン市政報告会&意見交換会

5月に引き続き、私の後援会主催「オンライン市政報告会&意見交換会」に参加しました。

後援会長挨拶に引き続き、茅ヶ崎市の記者発表資料をネタにした市政トピックス解説や、9月1日からスタートする第3回定例会の議案解説(資料は既に市のHPで公開)、フリーテーマでの意見交換、参加者の活動紹介などであっと言う間の90分でした。

毎回参加者は10名限定となっていますが、このくらいの人数が最も活発なミーティングとなるようです。

意見交換では、市の子ども関連政策や転入人口促進策などたくさんのご意見やご質問を頂きましたが、今後の議会での議案審査や一般質問、政策提言などでしっかり生かして行きたいと思います。

ご参加頂きました皆さま、また主催頂きました後援会役員の皆さまに心から感謝申し上げます。

☆茅ヶ崎市議会第3回定例会議案↓
令和4年第3回定例会に関する資料(令和4年9月)|茅ヶ崎市 (https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/gikai/1034992/1049797.html)

 

市民と市議会の距離を縮める

私が所属する茅ヶ崎市議会・広報広聴委員会では、現在「ちがさき市議会だより」(年4回発行)の見直しを進めています。

紙面を冊子版から手に取って読みやすいタブロイド版に変更したり、市民や市内の法人・団体なども登場する特集記事を掲載したりと、様々なアイデアを詰めているところですが、私からは是非読者モニター制度を導入すべきとの意見提起を行いました。

「ちがさき市議会だより」は約10万部発行されていますが、より多くの市民や関係者に手に取って読んで頂くことはもちろん、どんな情報発信が期待されているのか?、掲載された記事はわかりやすかったか?などについてタイムリーにご意見・ご感想を把握し、積極的に紙面に反映させてゆく仕組み作りが大切だと考えるからです。

多くの他自治体議会で既に読者(市民)モニター制度(定期的なアンケート収集やモニター座談会など)が導入されていますが、私は新規有権者予備軍とも言える高校生年齢層の市民にも意欲的に参加頂ける制度を作りたいと願っています。

議論はまだ続きますが、実現の暁には皆様も是非ご協力ください。

☆議会だよりコンクール入賞事例(全国町村)
⇒ 令和3年度町村議会広報表彰(第36回広報コンクール)|町村議会広報表彰|表彰|全国町村議会議長会
( https://www.nactva.gr.jp/html/commendation/result.html )

市議会第3回定例会での一般質問テーマを募集します

市議会第3回定例会が9月1日よりスタートします(9月29日まで)が、私が「一般質問」で取り上げるテーマを募集致します。

「一般質問」は、議員が市政全般について市長に対し疑問点を質したり意見提起したりする重要な機会ですが、皆さまが日常生活で気付いた点や、市の対応などで改善して欲しいことなどありましたら、何でも結構ですので、是非メールまたはお電話にてご提案ください。

採否について検討のうえ別途ご回答させて頂きます。(8月10日〆切)(テーマ例;ごみ処理問題、コロナ対策、市役所窓口対応、公共施設管理、道路・公園整備、中学校給食など)

☆第2回定例会一般質問通告一覧(ご参考)↓
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/048/435/R4t2ippansitumontuukokuitiran.pdf

「議員定数削減」について考える

茅ヶ崎市議会の今定例会(第2回定例会、6/6~28)では、議会からの提出議案として、「議員定数削減検討特別委員会」設置議案が審議されましたが、採決では賛成少数で否決されました。私が所属する会派・ちがさき立憲クラブも反対の立場を取りましたが、私が考える反対理由を下記に述べます。

1) 特別委員会の名称にある通り、「削減」ありきの検討を前提としていること。議案提案理由では、今後の人口減少予測も踏まえた提案である旨の説明がありましたが、議員定数は単に人口動態に連動して増減を議論すべきではなく、各自治体が置かれた様々な地域事情や課題、社会情勢なども広範に見据え、多面的に議論すべきテーマであると考えます。(人口動態だけで見れば、現在茅ヶ崎市は人口微増傾向にあります)

2) 自治体の健全な二元代表制を担保するためには、様々な分野について豊かな知見や経験を備えた有能な議員の選出が必須であり、人材のすそ野を広げるためには「報酬」の議論もセットであるべきと考えること。(定数と報酬は別論であるとの主張も当然あります)

3) 既に現議員28名の任期が来年4月までというタイミングとなっており、仮に定数及び報酬等の議論を行うとした場合も、次回選挙で選出された議員に委ねることが妥当であると考えること。(次回選挙の争点として取り上げる候補者が出てくることは歓迎します)

今回の議案に対する各会派からの意見表明の中に、「議員定数よりも議員の質の向上が課題である」という主旨の主張もありましたが、私もその点については同意見であることを申し述べておきたいと思います。

☆議員定数問題を考える参考情報↓
https://www.soumu.go.jp/main_content/000390643.pdf
PowerPoint プレゼンテーション
https://www2.city.kyoto.lg.jp/shikai/shikaikaikaku/data/shi-2501-02.pdf
【データ】議員報酬&議員定数の全国データ2020 - 議会改革 地方議会 議会改革調査部会 DataBiz 地...
https://www.waseda-manifesto.jp/blog/giinhoushu-giinteisuu

「議員活動レポートVol.13(電子版)」の発行について

私の議員活動レポートVol.13(電子版)を発行しますので是非ご覧ください。今回は市議会第2回定例会関連情報を中心に掲載していますが、オンラインでの市政報告&意見交換会についてもご紹介しています。(印刷版は7月20日以降配布予定)

参院選もいよいよ大詰め

7月10日投開票の参院選も残り5日間となりました。与野党問わず全ての候補者が必死に各自の思いを訴えています。
しかし、有権者の選択肢としては先ずは「政策」が一番にあり、次に信頼し期待できる人物かどうかだと考えます。
現状では与党優位の情勢との報道されていますが、情勢分析はどうあれ、私達の政党としての「政策」を今一度しっかりとご紹介し、皆様の冷静な審判を仰ぎたいと思います。
弱者は弱者のまま、格差は一向に解消されない・・・。そんな社会を私たち大人は若者にバトンタッチしてよいのでしょうか?
ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍で「危機感」ばかりが強調されていますが、今こそ私たちは冷静な判断を下し、後日の歴史に大きな危機を招くことがあってはならないと強く思います。

市議会第2回定例会を終えて

6月28日最終日、第2回定例会は私の一般質問をもって閉会となりました。

今回は、コロナ禍による経済停滞や電気料金を始めとする物価高対策としての補正予算案等が主要議案でしたが、他にも「茅ヶ崎道の駅」事業者選定委員会の設立や「茅ヶ崎市博物館」開館に伴う条例改正案などが審議されました。

私の一般質問テーマは、「市道の保全と安全対策」、「学校給食費の公会計化」の2題。前者は公共インフラ整備や保全の課題と対応方針を、後者は教育現場における働き方改革に絡めた学校給食費徴収・管理のあるべき姿について問うものでした。

議案審査や一般質問での質疑内容等については、私の「議員活動レポート」Vol.13号(7月中旬発行予定)で詳しくお伝えしたいと思います。

☆一般質問模様の録画配信はこちら↓
動画管理システム|管理者ページ(http://fast01.hotstreaming.info/chigasaki-city/78211110/contents/play.php?fileid=movie09)

☆都市経済常任委員会の審議模様はこちら↓
茅ヶ崎市議会 映像配信-会議名で選ぶ (https://chigasaki-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_day_id=588&category_id=181&inquiry_id=4902)
茅ヶ崎市議会 映像配信-会議名で選ぶ (https://chigasaki-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_day_id=590&category_id=181&inquiry_id=4918)
動画管理システム|管理者ページ (http://fast01.hotstreaming.info/chigasaki-city/78211110/contents/play.php?fileid=movie05)

 

民意を国政に!

7月10日投開票の参議院議員選挙も中盤に差し掛かりました。神奈川県選挙区では、22名の候補者が5議席(改選4、補欠1)を争う激しい選挙戦となっています。

確かに街中の選挙ポスター掲示板は随分賑やかですが、街頭などで直接会って演説を聞いたり個別に対話したりすることができるのはごく一部の候補者に限られ、多くはテレビの政見放送や新聞折り込みの選挙公報、或いは動画・SNSなどのネット情報でしか候補者本人の政策などに触れることができません。

政治家或いは政治家を目指す方々の信念や人となりは、綺麗に纏められた紙情報や電子情報ではなく、やはり直接会ってみた方が何倍も掴みやすいというのが実際だと思います。

そのような意味で、是非街角で候補者を見かけたら、直接その肉声に耳を傾け、「投票」を通じてあなたの思いを国の政治に織り込んで頂きたいと思います。

「1票は平等」。あなたの1票で国の未来が決まります。

☆参議院選挙党首討論映像↓
https://www.youtube.com/watch?v=AUg5Sy4JTEE&t=9s

オンライン市政報告会&意見交換会

6月5日(日)、私の後援会が主催する市政報告会&意見交換会に参加しました。

会は(1)市の記者発表ネタから選んだ市政の最新トピックス解説、(2)6日から始まる第2回定例会議案の概要紹介、(3)市政全般に関するフリーな意見交換、(4)参加者からの自己紹介を含めた情報発信の4部構成。

特に(2)の議案紹介は初めての企画でしたが、参加者の皆様からたくさんのご意見やご質問を頂き、「過去形」ではなく「現在進行形」で市政全般について考え、意見を交わす良い機会となりました。

企画頂いた後援会の皆様さま、参加者の皆さまに感謝するとともに、今後は是非市議会定例会前に定期的に開催できたらいいなぁ、と考えた次第です。

「地方自治」をもっと身近に!これからも市政について積極的に情報発信して参ります。


☆茅ヶ崎市議会第2回定例会議案資料↓
令和4年第2回定例会に関する資料(令和4年6月)|茅ヶ崎市 (https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/gikai/1034992/1048435.html)

 

マスメディアの報道姿勢に異議あり

山口県阿武町が新型コロナウイルス対策関連の給付金4630万円を誤入金し、全額が出金された事件が連日新聞、テレビやインターネットで報道されていますが、私にはマスコミの報道姿勢にどうしても違和感があります。

それは、報道の中身が給付金を意図的に引き出した容疑者像やその後の回収状況に偏重しており、そもそも今回の誤入金が一体なぜ、どうやって発生したのかについてはほとんど触れられていないからです。

そもそも行政事務は、法令等に則り厳正・適正に執行されるべきものですが、今回のような通常ではあり得ないミスが発生した場合は、その事務執行プロセス(具体的な事務処理フローやチェック体制等)に瑕疵が無かったかの徹底解明と効果的な再発防止策の策定が重要となります。(誤処理をしてしまった職員個人の責任のみを問うことは根本的な解決策にはならず不適切)

事件事故の本質はどこにあるのか?市民や国民に伝えるべき事実は網羅されているのか?マスメディアに関与する皆さんに、改めてそのことを問いたいと思います。

議員の在職期間をどう考えるか

昨日の報道で、長野市議会のある議員が選挙区内の有権者に対し、お歳暮として商品券を贈っていたという容疑(公職選挙法違反)で警察から事情聴取を受けていることを知りました。

政治家や候補者は選挙区内での寄付行為を禁止されていますので、その事実があれば検挙されて然るべきですが、私はその議員が任期14期目(全国の現職最多当選回数議員の一人)で年齢が83歳と知ってさらに驚きました。

高齢化社会を迎え、シニア世代の議員も元気よく活躍することは素晴らしいことだとは思いますが、議員1期目の私自身の経験からすれば、全身全霊で職務に専念した場合、気力体力からしてせいぜい3期(12年間)を務めるのが限界ではないか、と感じているからです。

まだまだ努力が足りないとは自覚しているものの、自治体業務全般に精通するための勉強(法令、財務、福祉、教育、土木、環境、経済分野・・・)や自治体が発信する情報収集&チェック、議会活動(定例会、所属委員会等)、議員活動(市民相談対応や市政報告会開催、活動報告書配布等)に全力で取り組むには、想像以上にエネルギーと集中力を要します。

上記に加え、多様な民意の議会への反映や利益誘導型政治の抑止などの観点から、私は首長だけでなく議員(国政、県政を含む)の立候補回数にも一定の制限を設けるべきではないか(いわゆる多選制限論)と考えるものです。

さて、皆さんはいかがお考えでしょうか?

☆諸外国の多選制限事例研究↓
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_999732_po_067805.pdf?contentNo=1

熱き視線に

先日、夏の参院選に向け所属政党の宣伝カーで茅ヶ崎市内を遊説しました。

小雨のなか、ある団地の前でマイクを握っていると、学校帰りの子どもたちが3人。なぜだか?立ち止まって熱心に聴き入っているではありませんか。

そんな経験は初めてだったので、経済の話しから急遽教育と子育て、世界平和の話しにチェンジ。3人ともずっと頷きなが最後まで耳を傾けてくれました。

演説を終え、何だか無性に嬉しくなって彼らの近くに駆け寄り御礼。「少年よ大志を抱け!」。彼らのためにも、僕たちがしっかりと大人の責任を果たし、将来への夢あるバトンタッチを果たさなければならない・・・。

自治体議員になって3年目。改めて身の引き締まる気持ちになりました。

元気と勇気を与えてくれてありがとう!

子どもの権利について考える

今の通常国会は「子ども国会」と言われるように、「こども家庭庁」設立を契機に子どもたちをめぐる様々な法令や制度の見直しが進められようとしています。

少子高齢化が急激に進み歯止めがかかる兆しの無い日本では、国や社会の将来のあり方に関わる重要な課題であると考えます。

そのようななか、5月7日(土)、市内で開催された「子どもの権利をみんなで知ろう、学ぼう勉強会」に参加しました。

勉強会では、児童養護施設や里親制度の現状について当事者の方から発表があり、参加者でグループワークをしたり、「子どもの権利条約」を批准しながら関連法整備が遅れている日本の問題点などについて弁護士による講話を聴いたりと、とても有意義な機会となりました。

勉強会に参加して、「子どもの権利」を学ぶ前に、先ずは大人が率先して「人の権利」について、改めてしっかり知ることの必要性を痛感した次第です。皆さんはどうお考えでしょうか?

☆子どもの権利条約について↓
子どもの権利条約 | ユニセフについて | 日本ユニセフ協会 (https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig.html)

市政報告会&意見交換会(オンライン)のお知らせ

私の後援会が主催する「市政報告会&意見交換会」が下記の通り開催されます。茅ヶ崎市民であればどなたでも参加できますので、是非エントリーください。(定員10名に到達次第締め切りとさせて頂きます)

1. 日時 
6月5日(日)14:00~15:30

2. 議題 
(1) 市政報告(直近のトピックス等)
(2) 市議会第2回定例会(6/6~28)の議案等解説
(3) 市政全般に関する質疑、意見交換
(4)その他

3. 参加申し込み
本ホームページ内の「ご意見・ご連絡はこちら(https://chigasaki-keisuke.com/8cc839336525fbd5afc3b370e58c2d79)」のフォームからお申込みください。(コメント欄に「6/5 オンライン市政報告会&意見交換会参加」と記入)

なお、エントリー締め切りは5月27日(金)とします。

4. その他
ご参加が確定した方には、別途オンライン(Zoom)でのアクセス情報をメールにてお知らせ致します。

スポーツ・武道と指導者

私の郷里・熊本のある高校で、サッカー部のコーチが部員に対し日常的に暴行を働いているのではないかということを疑わせるショッキングな動画が報道されました。

先日は、日本柔道連盟が、勝敗に拘った試合中の保護者の罵声などが目に余るという理由から、小学生の全国大会を中止したという発表もありました。

スポーツや武道で汗を流す意味は一体どこにあるのか・・・?。一度立ち止まって皆で考え直すべきだと思っています。試合は単なる競争やゲームではなく、日頃のトレーニングや鍛錬の成果、或いはチームワークの取り方を「自身に問い成長する」機会としての意義も大きく、指導者や保護者はそれを温かい気持ちで辛抱強く見守る役目と責任を負っています。

その前提に立てば、子どもたちへの暴言や暴行などはおよそあり得ない話しです。

人間関係において、およそ強い立場や優位なポジションにある者は、誰よりも優しい心根を持たなければならない。

今回のサッカー部のような不快な「事件」は社会から一掃すべき。私は皆さんにそのことを強く訴えたいと思います。

☆高校サッカー部の暴行事件に関するニュース↓
サッカー強豪校で暴行の動画 コーチか 生徒を殴る蹴る 寮内で? 「暴力は日常」の声も(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/777aa649a27702bdfd4369b66356eccdf3459300

議員にかかるハラスメントの防止について

今回内閣府が、全国の地方議員に募ったハラスメント被害の実例をもとに、「票ハラ」や「セクハラ」など議員にかかる様々なハラスメントを防止するため教材動画を制作・公表しました。今後自治体議会内研修等での活用を想定しているとのことです。

私自身も、選挙の前後に市民の方から不当な暴言を受けたり、脅迫に近いメールを送りつけられたりしたことがありますが、議員や候補者への全うな批判や意見提起などは別として、一方的かつ威圧的な言動は到底許容できず、放置すれば、議員や候補者の成り手が居なくなる遠因にもなり得ます。

また、議員にまつわるハラスメントについては、教材動画にあるような市民(有権者)や同僚議員からのハラスメントだけでなく、例えば議員から自治体職員へのハラスメント問題等も存在し、現に近隣の大和市でも大きな問題となっています。

あらゆるハラスメントを無くし、全ての人々がお互いを思いやる温かい社会を創ること。このことも我々議員の責務の一つであると信じ、襟を正して活動して行きたいと思います。

☆内閣府動画はこちら↓
政治分野におけるハラスメント防止のための取組 | 政治分野における男女共同参画 | 内閣府男女共同参画局 (https://www.gender.go.jp/policy/seijibunya/seijibunya_harassment.html)

『議員活動レポート最新号(Vol.12)』が完成しました。

茅ヶ崎市も新規採用職員を迎え、いよいよ新年度事業がスタートします。

今回のレポートは、主に市議会第1回定例会関連情報を中心に掲載して

いますが、なかでも注目は、日本の福祉現場のあり方を変える「重層的

支援体制整備事業」です。縦割りの福祉行政に「横串し」を通す・・・。

詳しくは是非レポートをご覧ください。

(印刷版は4月18日以降配布となります)

広報活動の大切さ

現在ロシアによるウクライナ侵略を巡り、TV、インターネト(SNS等)で大量の情報が飛び交っていますが、現代の戦争はサイバー攻撃を含む「情報」戦が命運を左右するとされます。それほどに、「情報」が持つ社会的影響力や価値は、日々増大していると言ってよいでしょう。

いささか観点は変わりますが、自治体議会もコロナ禍で社会が混迷する状況下で、いかに流動的かつ多様な民意を汲み取り、その活動や決定事項をタイムリーかつ的確に伝えて行くか、まさに「情報」発信&コントロール力が問われていると言っても過言ではありません。

現在私が所属する茅ヶ崎市議会広報広聴委員会では、四半期に1回発行している「市議会だより」のコンテンツやデザイン・仕様等の見直し作業に着手しています。

「議会だより」は名称に差異はあるものの、全国の自治体議会で制作されており、その4大企画(掲載記事)は、①一般質問、②議案審議、③各種議会活動、④市民の登場とされています。

しかしながら、我が茅ヶ崎市議会が発行する「議会だより」には、④がすっぽり欠けているため、市民と議員が一体となって民主的な議会活動を推進するという観点から、是非とも今後採用すべく委員会内で提言して行きたいと思います。

他自治体議会では、毎回の「議会だより」の表紙に市民に登場して頂いたり、議員が地元企業や市民団体、学校、商店街などを訪問して、議会への要望や期待などをインタビューする連載企画、或いは高校生を読者モニターに起用して記事や編集方針について評価してもらう仕組みなどを設けたりしている例もあります。

さて、これからどのように「ちがさき市議会だより」がバージョンアップするのか・・・。乞うご期待です!

☆茅ヶ崎市議会「議会だより」(電子版)↓
ちがさき市議会だより|茅ヶ崎市 (https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/gikai/1001081.html)

武道家として恥を知り、即蛮行を止めよ

世界中の反発・反対にもかかわらず、ロシアの狂気的かつ一方的なウクライナ「侵略」(侵攻ではない)が止まりません。

聞けばこの男・プーチンは柔道の高段者であり、世界組織の名誉役員も務めているそうですが、「和」の精神の大切さを知る者だけが許される黒帯を締める資格なぞとうにありません。

TVで観る顔つきには、もはや強者ではなく「狂者」の観すら漂っています。

一刻も早く侵略を止め、黒帯を返上し、政治の舞台から立ち去るべし。

武道家の端くれとして、残念で恥ずかしくてなりません。

ロシアの空手仲間たちも団結し、早くこの「狂者」をロシアから追放することを願って止みません。

児童養護施設と里親制度

先日、地域の居場所づくりに関するオンライン交流会に参加し、そこで繋がりができた「南湖ハウス」さん(茅ヶ崎市内で子供や若者の居場所づくりなどに取り組む市民グループ)を訪ね、児童養護施設や里親制度の現状と課題について意見交換しました。

意見交換には、グループメンバー以外に、実際に里子や児童養護施設での生活を経験した若者二人(兄弟)にも参加して頂きましたが、彼らの実体験に基づく率直な感想や意見提起などを膝詰めで伺い、社会的養護のしくみや里親制度について、根深い課題が潜んでいることを知りました。

それらの課題解決に向け、私自身が市民、空手師範、そして自治体議員として何ができるのか、また何を為すべきか、これから地道に一歩一歩学びつつ、行動に移して行きたいと思いました。

市議会議員となって3年。その間で最も強く魂を揺さぶられた意見交換会となりました。「不言実行」。この一言を胸に頑張ります。(画像資料は厚生労働省HPから転用)

☆南湖ハウスさんの活動↓
南湖ハウス NANGO HOUSE (https://nangohouse.studio.site/)

若者就労支援セミナー&相談会に出席

3月2日(水)、午前中の市議会ICT活用推進協議会の後、市内で開催された「若者就労支援セミナー&相談会」に出席し、若者のひきこもりの実態や就労支援の取り組みなどについて勉強しました。

コロナ禍等による若者を含む失業者の社会的復帰や就労支援に関する市の取り組みについて、今定例会の総括質疑で取り上げる予定であることから、急遽駆けつけた次第です。

冒頭講演のなかで講師から、「自立という言葉が独り歩きしているが、人間は本来自分の力や意思だけで行動することは難しい。安易に若者の自立という言葉を使うべきではない。

様々な人間関係に支えられて初めて本当に自立できる」というお話は、まさに目からウロコでした。(私自身も多様な支えを頂いて生きてきました)

茅ヶ崎市も若者・失業者の就労支援に関する事業や施策を展開していますが、果たして家庭、支援機関(行政含む)、地域社会などが連携した内容となっているか、本人任せになっていないかなど、再度チェックする良き学びの機会となりました。

☆若者の職業的自立支援事業に関する情報はこちら↓
地域若者サポートステーション(働くことに悩みを抱える若者の自立支援拠点) - 神奈川県ホームページ (https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t7e/cnt/f4151/p471988.html)

茅ヶ崎市議会・2022年(令和4年)第1回定例会がスタートします

3月1日(火)~24日(木)の日程で第1回定例会がスタートします。

今定例会では市長の施政方針(来年度の市政の基本的な取り組み方針)に対する会派毎の総括質疑や来年度予算審議、今年度補正予算審議・関連条例改正などの重要議案が目白押しです。

市政の監視機能をしっかり果たしたいと思います。(私が所属する“ちがさき立憲クラブ”の総括質疑は3月7日(月)の午前中2番目の予定です。オンライン中継もあります)

さて、今回の定例会に臨むに際し、私は2つのオンライン会議に参加しました。

一つは「居場所づくり」に関する勉強&交流会です。

コロナ禍による様々な社会的制約に伴って、子どもたちや高齢者、障がい者などの居場所が失われつつあります。

会議に参加して、地域社会において、境遇や年齢などに関係なく、全ての人々の多様性が尊重され、温かい心の交流ができる居場所づくりが今こそ重要だと、改めて痛感しました。

茅ヶ崎市の来年度予算でも居場所づくりに関する事業が予定されており、しっかりチェック&提言を行いたいと思います。

二つ目は、神奈川県及び湘南エリアにおける自治体有志議員による来年度予算案の勉強会です。

少子高齢化やコロナ禍対策などを始め、様々な行政施策について自治体間連携が益々重要になっていますが、その意味でも我々議員は近隣他自治体の事業や予算動向にもしっかり目配せをしなくてはいけないという思いから、私が提唱者となって今回勉強会をスタートしました。

議会開会直前というタイミングもあって参加者は僅少でしたが、先ずは小さくスタートして、徐々にその輪を広げて行きたいと考えています。

☆茅ヶ崎市議会・2022年第1回定例会議案等↓
令和4年第1回定例会に関する資料(令和4年3月)|茅ヶ崎市 (https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/gikai/1034992/1046907.html)

仏作って魂入れず

先日の新聞記事で、政府が全国の小中学校や幼稚園に配った新型コロナウィルスの抗原検査キット(約125万回分、冷蔵庫保管)が、使用期限切れで大量に廃棄されているという問題が指摘されていました。「アベノマスク」と同じく、「血税」の無駄遣いがここでも露見した訳です。

税金をドブに捨てるようなことをせず、もっと必死にニーズを探り、コロナ禍で生活困窮している国民や事業者の支援に1円でも多く廻せ、と言いたい。(会計検査院でも検査すべき)

廃棄の原因は、検査の際に飛沫が飛ぶリスクや陽性反応が出た時の対応が難しい、或いは感染の可能性があればそもそも抗原検査ではなく医療機関の受診を選択する、などとされていますが、そんな状況は、調達に関わった政治家(主管大臣)や官僚たちがちょっと立ち止まり、事前に現場(学校)にサンプリングで聞き取りをすれば簡単に想像できたはずです。

コロナ対策に限らず、自治体議員になって痛感することは、国の施策は大半が「制度設計(法令整備)」と「予算(財政)措置」ですが、ややもすると「作っておしまい」、或いは「物を用意しておしまい」、あとは現場(自治体任せ)でうまくやれ的な「後工程無視」のケースが多いことですが、そのしわ寄せが結局は今回の事例のように基礎自治体を含む現場に押し付けられます。

まさに「仏作って魂入れず」です。国政を預かる大臣や官僚の皆さんにもう一度声を大にして言いたい。「霞が関を出てもっと現場を歩け、真剣に現場を知れ。それができなければ自治体に財源と権限を本気で移譲せよ! (画像はキットの例です)

衝撃的な記事

私達自治体議員には、ご覧の選挙関連啓発雑誌が定期的に届き、毎号目を通していますが、今回は実に興味深く、かつ衝撃的な記事が掲載されていましたのでご紹介しておきたいと思います。

それは、授業の一環としてある小学校で実施された、昨年10月の衆院選模擬選挙の結果をまとめた記事でした。

授業では、児童たちが実際に生活する選挙区の選挙ポスター掲示板や、選挙公報などをしっかり読み込み、自分ならどの候補者や政党に投票するかを決めておき、選挙結果と自分たちの予想ギャップについて感想や要因などを話し合っていますが、一番驚いたのは、比例区の政党については実際の結果とは大きく異なり、政権与党(2党)で71.8%の得票を集めたことです(実際の結果は43.6%)

まだ児童たちは社会生活の経験が浅く、政治や経済などに関する知識も十分ではないものの、「与党は国民の声をしっかり受け止めて全力で挑むという姿勢が良かった」「総理大臣を出している」「政権交代するとコロナの政策が混乱してしまう」「子どものために色々してくれる(子どもにとってよいことを言っている)」などの率直な意見が並んでおり、私達野党に所属する議員は、「まだ子どもだから」などという安易な発想ではなく、近い将来有権者になるこの子どもたちに、何をどう訴え実現して行くのか真剣に再考すべきと考えた次第です。

また、子どもたちは実際の投票率の低さ(全体=56%、19歳=35%)には大きな驚きを覚えており、この点は与野党関係なく、大人の反省点としてしっかり受け止めるべきだと痛感しました。

どれだけの自治体議員がこの記事に目を通したかわかりませんが、この記事が、日本の未来を担う子どもたちに、もっと真剣に向き合う一つのきっかけになることを願っています。

☆2021年10月の衆議院議員選挙結果↓
総務省|令和3年10月31日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果 (https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin49/index.html)

 

公共インフラの寿命問題から考える

2月6日付けの日経新聞に「インフラ とまらぬ高齢化」という記事が掲載されました。

記事によれば、道路橋の6割は10年後の2033年に築50年以上を迎え、トンネルの4割は崩落対応などで早急の対策が必要とされています。

茅ヶ崎市内や近隣自治体でも当然同様の傾向にあるはずですが、思えば私が議員になって最も多い市民相談が、道路補修事案であることからも頷けます。(写真は、昨日市民からの情報提供で現地確認した道路損壊箇所)

これらの問題をどう理解し最適な解決策を見出すかについては、次の4つの現状を冷静に理解し、「将来」まで時間軸を広げて考える必要があると考えます。

① 少子化で、今後は「都市部であっても」急速な人口減少が進む
② 高齢化などで「社会保障費」が益々増大する
③ ①②で国や自治体の予算原資となる「税収も緩やかに減少」する
④ インフラは「老朽化」がさらに進む

国民・市民の「生命」を保障することが国や自治体の究極の使命であるとすれば、今後は社会保障費に優先的に予算を振り向けつつ、将来世代に過剰なツケを廻さないために、公共インフラ(施設、道路等)の建設を徹底的に抑止し、「コンパクトなまちづくり」=空き家なども活用し、一定の集約拠点に老若男女が「集住」し支え合うまちづくりを目指すべきと考えます。

誰しも、今自分が慣れ親しんでいる生活環境が一番ですが、孫子の世代を思いやり、大人の判断と覚悟で将来に備える発想の転換と行動が今こそ必要とされています。

外国人労働者について考える

茅ヶ崎市でも海外から働きに来ている方が増え、まち中で良く見かけるようになりましたが、先日「国際協力機構(JICA)」が、2040年に政府が目指す経済成長を達成するには、外国人労働者が今の4倍の674万人必要となり、現状の受け入れ方式のままでは42万人不足するという推計を発表しました。

42万人と言えば、お隣り藤沢市の人口にほぼ匹敵する規模ですが、この問題を単純に人数や就労条件・環境だけの問題と捉えると、私たちは大きな過ちを犯してしまうことになると考えます。

もし自分が外国に働きに行くという想像をすればよくわかることですが、人間は「労働者」であると同時に「生活者」でもあり、当然のことながら、「働きやすさ」と同等以上に「暮らしやすさ」が整わないと誰しも定着できないことは当然です。

翻って考えると、私たちは外国人労働者の皆さんに、福祉、医療、居住、教育、文化など様々な生活シーンで必要かつ適切な環境を提供できているでしょうか?

いま外国人の参政権が俄かに脚光を浴びていますが、いつまでも日本人が優先或いは別格扱いという発想を改めて、等しく社会を築き支え合ってゆく仲間であるという認識を国民全員が持たないと、やがて日本は外国人労働者の皆さんからも見放され、歯止めの効かない急速な人口減少社会という坂道を下り続けることになると危惧します。

☆外国人労働者に関する統計(厚生労働省)↓
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000744991.pdf

議員レポートVol.11発行のお知らせ

私の市議会議員活動レポート(Vol.11)が完成しました。


今回は2021年11月以降の活動報告となります。本日先に電子版をUPし、印刷版は1月20日以降順次ポスティング等によって配布致します。皆様の忌憚のないご意見等をお寄せください。

なお、印刷版をお受け取りの方で、配布不要または電子メールで
配信をご希望の方は、お手数ですが個別にご連絡をお願い致します。

 

 

新春街頭活動

2022年がスタートし、立憲民主党茅ヶ崎議員団では、8日(土)お昼に、茅ヶ崎駅北口デッキで本年初の街頭活動を行いました。(写真は左から小磯市議、日下県議、私、早川市議、立憲応援団の平野さん)

折しも市中では新型コロナウィルス第6波が押し寄せつつありますが、私からは、昨年10月の衆院選の総括と新たな立憲民主党の役員体制、国会や市議会の来年度予算審議についての考え方や姿勢などについて訴えました。

今年も地道に街頭に立ち、皆様との直接対話の機会をもっと増やして行きたいと思いますので、是非お声がけください。