藤本けいすけの「日日是好日」
政党再編
9月10日(木)、私が所属する立憲民主党と国民民主党の合流再編で、新代表に枝野幸男氏が選出され、党名も立憲民主党に決まりました。
今回は私たち自治体議員には投票権がありませんでしたが、政党再編は政党再編として、自治体議員は日々の県政・市政にしっかり向き合うことが大切。地域の自治体は国民にとって「最前線の身近な政府」との自覚を持って、日々「考動」あるのみです。
さて、11日(金)は、第3回定例会の通常議案に関する委員会審査でした。私が所属する都市経済常任委員会には、コロナ禍で中止・延期となった事業の予算減額や、新たに必要となった予算追加などの「補正予算」と、それに伴う条例改正のほか、市道の追加・廃止認定議案などが上程されました。
市内に無数に延びる市道は、新しく作られたり、廃止変更さたりする都度、市議会で議案として審査。場合によっては事前に現地確認をして審査に臨み、道路の視認性や通学路としての安全性などについて質疑を行っています。
決算審査を終えて
9月10日(木)、2019年度決算全般に関する総括質疑(個別の事業ではなく、決算総体についての質疑)をもって決算審査を終えました。
私からは、近年に無い経常収支比率の悪化(市のお金の使い方に自由度が無くなる)の原因分析や、膨大な契約件数を抱える委託費用のコントロール、コロナ禍をきっかけに検討した非対面型の行政サービス(デジタルトランスフォーメーション)などについて質問しました。
決算議案は委員11名全員の一致で認定され、24日(木)に開催される本会議での最終採決に進みます。
私にとっては、3月の予算審査に加え今回の決算審査で概ね一通り議会での様々な会議を経験し、多くのことを学ぶことができました。
24日からはいよいよ議員が市政全般の課題や問題、対処方針などについて問う「一般質問」が行われます。
質問の予定内容は別途市議会ホームページに掲載されますので、是非ご確認ください。(写真;決算審査終了後に市役所1Fでランチタイム)
決算審査3日目を終えました
9月7日(月)、茅ヶ崎市議会決算審査も3日目を終えました。
決算は一般会計、特別会計(国民健康保険会計、介護保険会計、市立病院会計など)の順に質疑が行われ、昨日は特別会計の審査でした。
国民健康保険は、そもそもの人口減少や後期高齢者医療サービス・社会保険への切り換えなどが進み、年々加入者が減少傾向にあり、給付や各種サービスの維持が課題となります。
市立病院会計では、昨年策定した「リバイバルロードマップ」によって財務状況の抜本的改善に向けて取り組み中ですが、新型コロナウィルスの感染拡大が経営に大きく影響し、今後のリカバリープランが必須となっています。
10日(木)は全体を通した総括質疑(市長も出席)が行われ、決算全般に関する最終質疑の場となります。皆様も是非
、議会会議室またはインターネット中継での傍聴をお願い致します。
第2回定例会・決算特別委員会がスタート
9月3日(木)、決算特別委員会がスタートしました。10時に開始して途中お昼休憩を挟み、18時過ぎまで続きました。
初日は歳出(企業や家計で言えば支出)について、議会議、総務費(広報、職員管理、庁舎管理、市民窓口サービスなど)、民生費(福祉関連事業など)、衛生費(保健所、環境関連事業など)、労働費、農林水産費、商工費についての2019年度決算審査を行いました。
議員側からの質問や確認に対し、市の関係各課から順次説明を受けます。質問も回答も簡潔にと注意があるものの、つい熱が入って長くなってしまうこともあります。
明日は2日目。今年度予算の修正や来年度予算の作成にも影響する重要な決算審査です。インターネット中継でも傍聴できますので、是非ご覧ください。
⇒ https://chigasaki-city.stream.jfit.co.jp/
第3回定例会スタート
月が変わって9月になりました。少し肌寒い感じの朝、市役所横の広場もどことなく涼しげです。
今日から茅ヶ崎市議会・2020年第3回定例会がスタート。
本会議初日は議案の確認や決算特別委員会の設置、急ぎ審議が必要な議案(先議案件と呼びます)の委員会審査などが行われます。
議場もご覧の通り透明のアクリル板で囲まれ、感染症対策もしっかり講じられています。
初日のスケジュール終了後は各派代表者会議、新型コロナウィルス対策会議の傍聴。ランチタイムを挟んで、3日から始まる決算審査の所属会派事前打ち合わせを行い、膨大な資料を1ページ1ページ捲りながら質疑のポイントなどを確認しました。
夕刻に帰宅後は、市観光協会主催のリモートセミナーに参加。DMO事業など、Withコロナ時代の観光政策などについて意見を交わしました。
ちょっぴり忙しい1日となりました。
福祉サービス最前線
8月31日(月)は地元小学校の登校見守り活動からスタートしました。
現在、地元有志の皆さんと月2回活動していますが、新型コロナで学校の授業が若干変則的になったりしているので、これからも子供たちが通学路で事件や事故に遭わないよう、しっかり見守って行きたいと思います。
「子どもは地域の宝物」が合言葉です。見守りから一旦帰宅した後は、市内の「地域包括支援センター」さんを訪ね、地域での福祉活動全般について意見交換を行いました。
同センターは茅ケ崎市内に12ヵ所設置され、地域の高齢者の方々の身近な相談窓口として機能し、保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーの資格を持つ専門スタッフが日曜・祝日以外毎日、介護サービスを含む様々な相談を受け付けています。
しかしながら現実には、行政や民間が用意する制度・福祉関連サービスだけでは解決できない複雑な問題を抱えるご家庭も多く、これから解決しなければならない大きな課題であることを知りました。
市の年間予算の約6割が福祉関連事業を含む「民生費」に振り向けられている今日、「地域包括支援センター」の役割は益々重要となっており、私もしっかりと勉強し、その活動を支援して行きたいと思います。
新党結成へ
まだまだ暑い日が続きますね。さて、8月29日(土)は、私が所属する立憲民主党・神奈川県連合の定期総会が開催され、新党結成に向けた議案審議などが行われました。
私は外せない所用があって委任状を提出し、リモート(Zoom)での参加となりました。
首相が退陣表明したと同時に野党再編が進むことになりますが、健全な二大政党制実現への確かなステップになることを願っています。
私たちはいま野党の立場にありますが、政権や政権党の批判に終始するのではなく、対抗政策をしっかり示すことが必要です。そしてその政策がより血の通ったものであるためには、我々地方議会議員が民意をしっかり汲み取って、県会や国会を動かす気概と実践が必要となります。
これは与党とて同じはずであり、市議会でも政策論を中心に、大いに切磋琢磨して行きたいと思います。
(追伸)
私の議員活動レポートをポスティングで読まれた方から、「イチ押し図書」についてお電話を頂きました。書籍のタイトルは「地方議員は必要か」。(文春新書)議員の方にも是非読んで頂きたい一冊です。
首相退陣表明
8月28日(金)は第3回定例会の決算情報に関する市への資料要求のため登庁しました。
膨大な議案関連資料を読み解く中で不明な点があれば、議員として新たな資料の提示を要求できます。
委員会質疑の中で個別に解明や確認もできますが、資料要求によって全議員に対し事前に情報提供される点がミソであり、質疑の充実にも繋がります。
帰宅するとネットで安倍首相の退陣情報が飛び込んできました。
このコロナ禍の最中に、メディアでの首相の露出が極端に少なかったことから、健康不安説が一部で飛び交っていましたが、医師や周囲の助言もあってか?遂に退陣決断となったようです。(個人的には退陣の判断が遅かったと思っています)
偶然にも、夜は“Zoom”を使った所属政党の地方議員によるブロック・リモート会議。私たち立憲民主党も今回解党して新たな政党を立ち上げることとなり、首相の退陣表明とタイミングが重なって、大きな政局の動きを感じた1日となりました。
それはそれとして、来週からスタートする第3回定例会にしっかり向き合いたいと思います。
決算審査に当たって
9月1日から2020年(令和2年)・茅ケ崎市議会第3回定例会がスタートします。
第3回定例会では、他の議案に先立ち2019年度(令和元年度)の決算審査が行われ、私は所属会派「市民自治の会」
を代表して、豊嶋議員と共に決算委員を務めることになりました。
初めての経験で多少戸惑いもありますが、精一杯役目を果たしたいと思います。
決算と言えば「もう過ぎた話し」と思われるかも知れませんが、市民の皆さんの負託を受けて成立した大切な予算が無駄
なく適正に実行され、解明すべき問題点や改善点が無かったかどうかを見極める重要なプロセスであり、その結果は当年度(2020年度)の予算執行のチェックや次年度(2021年度)の予算策定にも大きな影響を与えます。
皆さんも是非議会やインターネットでの傍聴で、ご一緒に決算のチェックをお願い致します。
空き家の有効活用について
8月25日(火)夜は、空き家の有効活用に取り組む団体が主催するオンライン勉強会(Zoom)に参加しました。
茅ヶ崎市はもとより、全国的に人口減少、高齢化、都市部集中などによって空き家の増加が課題となっていますが、今回は点在する空き家をシングルマザー家庭のシェアハウス&地域コミュニティスペースに改築するという画期的なプロジェクト。
コロナ共生時代にあっては、住まいや地域ネットワークのあり方も大きな転換を迫られるなか、大いに価値のあるトライアルとして、私も支援して行きたいと思います。
勉強会の中では、改築や活用内容についてオンラインで意見交換の時間もあり、私からは、和室の保存による寛ぎのスペース確保や、メダカなど小動物を飼うことでの命の尊さに対する共感作り、子供たちによる街のお楽しみマップ制作などのアイデアを提示させて頂きました。
起業支援にも繋がる空き家の有効活用。皆さんにも是非ご関心をお持ち頂きたいと思います。
9月議会に向けた準備を進めています
8月25日(火)は、9月1日から開会予定の令和2年第3回定例会準備や議会運営委員会傍聴、市関係各課との打合せなどで終日市庁舎にて勤務となりました。
定例会では、通常議題(補正予算、条例改正など)の他に、2019年度の決算審査や市政全般について市の方針などを問う一般質問があり、私は所属会派を代表して決算特別委員会の委員を務めることになりました。
予算は社会・経済情勢や市の財政状況などに応じて年度途中で頻繁に補正(増額、減額、科目変更など)が行われるため、決算審査においては当初予算策定時の資料だけでなく、補正予算に関する膨大な資料も短期間で読み込まなければならず大変な労力を要しますが、老眼に鞭打って24万市民の代表として、しっかり審査に臨みたいと思います。(写真はお昼に利用した、市庁舎1F「カフェ・ドットコム」さんの日替わりランチ~600円)
中学校給食に関する市民集会に参加して
8月23日(日)、茅ヶ崎市勤労市民会館で開催された中学校給食に関する市民集会(意見交換会)に参加しました。
集会では、6月定例議会での中学校給食に関する一般質問の映像記録を観ながら、様々な立場から活発な意見交換が行われました。
茅ヶ崎市が給食の実施方式として採用する「選択制デリバリー方式(民間事業者による弁当給食配達)」で先行した大磯町からも関係者がゲスト参加。一旦開始したデリバリー方式を中止した経緯や今後の対応方針など、生徒、保護者の視点から細かくご説明頂き、大変参考になりました。
給食の実施方式には「自校」「親子」「兄弟」「センター」(以上直営)「デリバリー」(民間委託)など様々なバリエーションがありますが、私が所属する市民自治の会では、コロナ禍による財政見通しの悪化や不透明化、実施方式検討過程でのコスト積算の甘さ、食育や地消地産、全校同一方式による一斉実施の妥当性などの視点から、もう少し慎重な検討・検証が必要と訴えており、今後も議会での一般質問等を通じて、市に対する働きかけを続けて行く方針です。
皆さまにも是非関心をお持ち頂きたいと願っております。
リモート議員研修会に参加しました
8月21日(金)、Zoomで開催された議員向け研修会に参加しました。
テーマはずばり「アフターコロナの自治体経営」。
新型コロナウィルスの感染拡大によって経済・社会情勢が急激に変わりつつあり、自治体経営も大きな変革が避けられません。市民のライフスタイルに応じた柔軟な行政サービスが益々求められます。
9月議会も間もなく始まり、今年度予算の組み換えが主要議題となる見通しですが、短期的な対処策だけではなく、新型コロナウィルスとの長期的な戦いや共存を前提とした多面的なシミュレーションと議論が必要となります。
議員活動レポートのポスティングが完了しました
8月20日(木)、午前中はデスクワークと空手の稽古を済ませ、午後は私の「議員活動レポート」ポスティングへ。予定エリアを全て完了しました。
先々でお会いした方々と、マスク越しではありましたが、色んなお話しができて、とっても有難い機会でした。大汗をかきながら走り回った甲斐がありました。
現在駅頭でのレポート配布は新型コロナウィルス感染拡大防止のため自粛していますが、状況を見て復活したいと思います。
以前市民の皆さんからの指摘があった市道の一部陥没について市に情報提供しましたが、ポスティングの途中で確認に出向いたところ、ご覧の通り早速仮補修が施されていて安心しました。作業頂いた職員の皆様に感謝感謝です。
街なかには、まだまだこのような危険箇所がたくさんあるので、発見次第都度対応して行きたいと思いますが、こんな分野にこそ、人の目ではなく、高精度車載カメラやAI(人口知能)、GPSなどを駆使した塵芥収集車等による要補修箇所情報の自動収集が期待されます。(写真は補修箇所のビフォア・アフターです)
広報広聴委員会に出席しました
8月18日(火)は11:00から開催された広報広聴委員会に出席しました。
議題は先の臨時議会審議内容の市議会ホームページ掲載についてでした。市議会では、ホームページのほかにFacebookでも様々な情報を発信していますので、是非アクセスください。⇒ https://www.facebook.com/Chigasaki.Gikai/
委員会の前後に、市の各課に様々なヒアリングを行いました。
連日の猛暑を受けた小学校の臨時休校措置や福祉施設における衛生資材の不足問題などなど、今回議員活動レポートを配布しながら、市民の皆様からたくさんの情報を提供頂きました。
「事件は会議室じゃない、現場で起きているんだ」、とは過去に大ヒットした映画のキャッチフレーズですが、まさに市政も同じく「現地、現場」にこそ真の問題が潜んでいるとの感を改めて強くしました。これからも、徹底的に「現地、現場」に拘った活動をして行きたいと思います。
※室内でも熱中症にかかるリスクがあります。室温管理や水分補給に十分ご留意ください。
※※掲載写真は、市役所本庁舎6F議会階から望む大山方面です。
全員協議会などに出席しました
8月17日(月)は、午前9時前に登庁し、全員協議会、各派代表者会議、都市経済常任委員会打合せ
などに出席しました。
「全員協議会」は、28名の全議員が集まり、市からの様々な事案報告などについて確認したり、議員間で議論したりする場となっており、定期的に開催されています(会議は公開)。
昨日は、旧市役所跡地の整備事業と市立病院の経営状況について報告を受けましたが、いずれも新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けた内容となっており、市政や市民生活などのあらゆる分野・場面に玉突き状態で影響範囲が広がってきています。
午後は、先週に引き続き、私の議員レポートを持って市内法人や飲食店を中心に廻り、新型コロナの事業に与える影響などについて聞き取りを行いました。
その結果は、今後の都市経済常任委員会や本会議での一般質問などに活かして行きたいと思います。
(追伸)
立憲民主党の国会通信(2020.8.17)を私のホームページにUPしましたので是非ご覧ください。
地元企業などを訪問しました
8月14日(金)は10時から市庁舎で開催された広報広聴委員会に出席しました。
先の臨時会審議結果の周知などについて打合せしました。「広報」「広聴」ともに議会が市民の皆さまの自治体経営に対するご意見ご要望などを収集する非常に重要な活動です。
Withコロナで人が集まる機会が作りにくい現状で、いかにリーズナブルで効率的な2Wayコミュニケーションの手法を構築するか、知恵の出しどころです。
委員会終了後は、私の議員レポート最新号を持って、地元企業や商店などを廻りました。飲食店、葬祭場、貸しホール、建設業、病院、老人ホーム、保育園などなど。
いずれもお聞きすると、新型コロナの影響で売り上げは激減。中には廃業された飲食店もあったほか、地域医療を支える病院では4割減収の先も。
昼食をとった駅前のファストフード店では、お昼どきにも関わらず客は私一人。今年は海水浴場が開かれなかったため、昼間の客数が激減しているそうです。
新型コロナの地域経済への影響がさらに深刻化するのはこれから。所属する都市経済常任委員会では、「地域経済再生策」について今後研究を進めることにしており、今回の貴重なヒアリング結果を議論に積極的に活かして行きたいと思います。
お話しを聞かせて頂きました皆様に、改めて感謝申し上げます。
引き続き「議員活動レポートVol.5」を配布中です
暑い毎日が続きますが、昨日(8月13日)も私の議員レポート(Vol.5)の戸別ポスティングに集中的に取り組みました。
自宅近郊は緑豊かなエリアですが、写真のような洒落た休憩用のベンチも置いてあって、木陰でゆっくり休憩することができました。
でも、一番の収穫は地元の皆さんとの対話。マスク着用のため少し話し辛いのですが、市政へのご意見やコロナへの不安など、たくさんたくさんお聞きすることができました。
夕刻は雷雨のため外出できず、少し休憩してから所属政党(立憲民主党)のリモート会議に参加。
党代表を交えた政党再編の状況について、情報共有と意見交換を行いました。Withコロナの時代こそ、危機管理力と実行力のある政権作りを目指す必要があると考えています。
「議員活動レポートVol.5」を配布中です
私は自身の「議員活動レポート」を四半期単位で制作・配布しています。
8月1日号で第5号になりました。現在印刷部数は11,000部で、ホームページ掲載、メール配信のほか、ご協力を申し出て頂いた市民の皆さんと一緒に戸別配布や駅頭配布を行っています(現在新型コロナウィルス感染拡大防止のため、対面にでの街頭配布は自粛しています)。
マスクと手袋を着用した状態での真夏のポスティングは体力的にもかなり厳しいものがありますが、議員活動の原点は地域をくまなく歩き、市民の皆さんの声を徹底的に拾うこと。
新型コロナウィルス感染拡大防止の問題で様々制約はありますが、これからも地道に継続して行きたいと思います。
戸別配布にご協力頂ける方がおられましたら、是非ご連絡をお願い致します。(写真は愛車のバイクでポスティング中に撮影したお気に入りの風景。私にとっては何よりのご褒美です)
開成町役場を訪ねてみました
8月7日(金)、所用で開成町を訪ねた際、本年5月にオープンしたばかりの町役場に足を運んでみました。
開成町と言えば、「あじさい」と「おいしい水」(ミネラルウォーターレベルの水道水)で有名ですが、以前新聞で同町役場が日本初の「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」(ZEB)庁舎に国土交通省から認定され、先進的な「低炭素型庁舎」として全国に情報発信を図っているという記事を読んで気になっていたのです。
実際に訪ねてみると、3F建ての庁舎は外観・内装ともに木材をふんだんに使用し、静かで落ち着いた雰囲気は、役所とは思えない感じでした。
そして職員がフロア内を移動して市民に対してワンストップで各種申請を受け付けるという仕組みにも感心しました。
もう一つ印象的だったのが「広報かいせい」。ご覧の通り、自治体発行の機関紙的なイメージは全くなく、まるで旅行雑誌風の体裁で、記事の中には町のPRやお料理レシピ、健康・子育て情報、学校だより、俳句・短歌選などで大勢の市民が登場している点が特徴です。
「自治体の主役=市民」というポリシーを強く感じる構成となっていて、これは町民にも読まれるだろうな、と直感しました。
私たち茅ケ崎市も、「市民が主役」の自治体経営が実践できているか、今後も継続的できめ細かなチェックが必要だと考えます。(道の駅「山北」まで足を伸ばしてきましたが、レポートは後日に)