2021年度に向けて
10月14日(水)、私が所属する議会内会派「市民自治の会」では、佐藤市長に対し2021年度(令和3年度)予算編成に対する要望書の提示を行いました。
現在全国各自治体では、来年度予算編成の真っ最中ですが、茅ヶ崎市でもコロナ禍による税収減と感染症対策による
支出増などの影響もあって、過去にない厳しい財政状況となっており、
①市民の安心・安全確保に関する事業、
②地域経済循環促進に関する事業、
③市民のセーフティネットに関する事業以外は大胆に予算を削減・抑制する旨の市長方針が出されています。
しかし、厳しい財政状況は直下のコロナ禍だけで生じたものではなく、大型公共施設整備に伴う公債費(借金)の累増など、過去からの負の積み上げが「ボディブロー」ごとく効いてきた側面もあります。
私たちの要望書では、コロナ禍だからこそ「人への投資」を最優先にした編成にして欲しいとの思いから、現在滞っている広報・広聴活動の新たな仕組み作り、新型感染症予防に配慮した災害弱者対策、産後ケア事業の実現、職住一体・近接の環境構築支援、緑の保全強化、子供たちの心身ケアの充実などの事項を盛り込みました。
しかし、いくら立派な予算を立てたとしても、実践実行しなければ絵に描いた餅に過ぎません。
市長、議員、市職員の覚悟と責任が問われると同時に、市民の皆さんのご理解ご協力も必要となり、今こそ一致団結「オールちがさき」で試練を乗り切る時だと考えます。
「金が無ければ知恵を出せ」「知恵が出なければ汗をかけ」。私も率先して「考動」致します。