藤本けいすけの「日日是好日」

2024年11月の記事一覧

平塚市学校給食センター見学会報告

11月20日(水)、市民有志の皆さんと本年9月にオープンしたお隣り平塚市の「学校給食センター」を見学してきました。


 同センターは市内公立小・中学校(一部を除く)に1日約15,000食の給食(原則全員が利用)を提供し、調理や配送は民間事業者に委託されています。

 茅ヶ崎市も本年10月より中学校給食をスタートしましたが、直営の給食センターは設けずに調理や配送を民間事業者に委託し、給食にするか自宅からの弁当等にするかを生徒・保護者に選択させる方式(選択式デリバリー方式)を採用しました。

 それぞれの方式にメリット・デメリットはありますが、私は市内に直営の給食センターを開設することで、①より安心・安全な給食の提供が可能、②地産地消の促進に貢献できる、③市内雇用が拡大する、④災害時の食糧供給拠点としても利用可能、などの点から平塚市の方式が理想的と考えています。

 ただし、今回の見学会で学んだことの一つは、直営の給食センターを設けるためには、単に相応の広さの敷地が確保できるだけでなく、ガス、電気、水道、下水施設などの安定的なインフラ整備と大規模災害への備え(地盤強化や浸水対策など)が必須であり、茅ヶ崎市においても実現可能かどうか、慎重な調査と検討が必要だと言う点です。

 今回の見学会で得た知見を生かし、今後の学校給食のあり方全般について継続的に検証と検討を重ね、市への提言を行って行きたいと考えます。

国際交流イベント

10月25日(金)は、本年で茅ヶ崎市と姉妹都市提携10周年となる米国ハワイ州、ホノルル市・郡の市議会議長ほか議員、関係者の皆さんをお迎えして交流会を開催しました。

 市庁舎6F議場で双方議長の挨拶を皮切りに、各議員の自己紹介や映像による茅ヶ崎市の紹介などを行ったあと、応接室に場所を変えて両市の現状や課題などについて意見交換しました。

 私は父方の親戚が戦前から移民でハワイに移住しており幾度かホノルル市を訪ねたことがありますが、現地は物価高で生活が大変(その余波などで、ハワイアンの7割は島外に住んでいる!)なことや、気候変動による海岸浸食やゴミの不法投棄対策などで苦慮していることなど、改めて世界屈指のリゾート地であるハワイの別の顔を見た気がしました。

 ICT活用の時代を迎え、先方の議長から今後はオンラインで定期的にミーティングの機会を持ち、相互に情報交換してゆきたいとのご提案を頂き、大変素晴らしいことだと思いました。(それでこそ姉妹都市です!)

 今後とも、両市の発展を願いつつ、議員活動に全力で取り組みたいと思います。