藤本けいすけの「日日是好日」
歩行者横断点滅機視察レポート(藤沢市)
4月10日(水)、藤沢市内で試験的に設置されている「歩行者横断点滅機」について、藤沢市(道路維持課)にお話しを伺ってきましたのでご報告します。
そもそも視察のきっかけは、私の自宅そばの藤沢市立滝の沢小学校前の横断歩道に設置された見慣れない装置(写真は市立新林小学校前)を見かけたことでした。
この装置は警察が管理するいわゆる「信号機」ではなく、「信号機」の無い道路で歩行者がボタンを押してその存在を車両の運転者に知らせ、一旦停止を促す機器で、自治体が任意で設置するものです。
元々は愛知県で設置が始まったようですが、藤沢市では通学時の安全確保や児童の交通安全教育の一環として試験的に導入し、今年度中に4機目を設置予定とのことでした。
ソーラーパネルとバッテリーで稼働し、装置の費用は約170万円(装備品により変動)だそうですが、導入に際し路面や横断歩道、ガードレールなどの再整備も同時に行った場合、1ヵ所当たり約1,000万円程度の費用を要したとの説明がありました。(装置自体は他の場所への移設も可能な仕様)
信号機のない横断歩道では約8割の車が止まらないという調査結果もあるなか、現地視察した新林小学校前の横断歩道では一旦停止率が設置前=44.8%から68.8%に向上するなど、一定の効果が見られるとのことでした。
費用対効果の検証も必要ですが、茅ヶ崎市でも一度検討してみる価値がありそうです。
アロハトークを開催します
毎年春・秋の2回、市民の皆さまと市議会議員がフリートーク形式で「ちがさき」のことを語り合う“アロハトーク”。あなたの思いと声を是非お聞かせください!
議員活動レポートVol.19が完成しました
市議会第1回定例会模様を中心に、私の活動をご紹介しております。
是非ご一読をお願い致します。(画像が多少見づらくなっております。PDFファイルの送付をご希望の際は、個別にメールにてご連絡ください)
市議会第1回定例会閉会
2月21日にスタートした2025年・市議会第1回定例会が3月24日に閉会しました。
毎年第1回定例会では、通常の補正予算や条例改正、陳情などに加えて次年度の予算についても審査され、1年で最も重要な定例会と言えます。
今回私は予算特別委員会(次年度予算を集中的に審査する委員会)の委員長を務め、何とか無事に乗り切りました。(写真は定例会最終日に行われる全議員による採決=賛否投票前の委員長報告模様)
今回の定例会模様は、4月中旬発行予定の私の議員活動レポート(Vol.19)で詳しくご紹介予定ですので暫くお待ちください。
この感覚のズレは致命的!
石破総理大臣が新人の衆議院議員15人に対し、会食に合わせて商品券10万円を渡していた事実が発覚し、国政を揺るがす大問題となっています。
昨年の衆議院議員選挙で、自民党の金権体質が国民の大批判を浴びて大敗し、今まさに与野党が政治献金の問題で激しいつばぜり合いをしている最中の出来事に、開いた口が塞がりません。
そしてまた、商品券を渡した趣旨が、議員家族への「労い」だったと弁解していましたが、①そもそも政党党首であり一国の総理大臣でもある人間が、身内の議員家族に対してなぜそこまでして労う必要があるのか(議員は自らの強い意志で議員になったのであり、家族の苦労まで思いやる必要なし)、②物価高に苦しみ、最低賃金の改定では1円刻みの攻防で一喜一憂している庶民には、10万円の贈り物が普通に飛び交う世界があるなんて全く考えられない、という点で、一体どこまで感覚がズレまくっているのか呆れてしまいます・・・。
私は何度もこのブログで「政治と金」の問題を取り上げてきましたが、今回の石破総理の商品券贈呈問題は、日本の政治改革を裏であざ笑う「政治屋」の実態を改めて見せつけられた感があり、実に胸クソ悪い。
日本の政治はもう終わりなのか・・・。
夏の参院選で、「庶民」のみなさまのまっとうな怒りと良識に賭けたいと思います。