藤本けいすけの「日日是好日」
第3回定例会スタート
月が変わって9月になりました。少し肌寒い感じの朝、市役所横の広場もどことなく涼しげです。
今日から茅ヶ崎市議会・2020年第3回定例会がスタート。
本会議初日は議案の確認や決算特別委員会の設置、急ぎ審議が必要な議案(先議案件と呼びます)の委員会審査などが行われます。
議場もご覧の通り透明のアクリル板で囲まれ、感染症対策もしっかり講じられています。
初日のスケジュール終了後は各派代表者会議、新型コロナウィルス対策会議の傍聴。ランチタイムを挟んで、3日から始まる決算審査の所属会派事前打ち合わせを行い、膨大な資料を1ページ1ページ捲りながら質疑のポイントなどを確認しました。
夕刻に帰宅後は、市観光協会主催のリモートセミナーに参加。DMO事業など、Withコロナ時代の観光政策などについて意見を交わしました。
ちょっぴり忙しい1日となりました。
福祉サービス最前線
8月31日(月)は地元小学校の登校見守り活動からスタートしました。
現在、地元有志の皆さんと月2回活動していますが、新型コロナで学校の授業が若干変則的になったりしているので、これからも子供たちが通学路で事件や事故に遭わないよう、しっかり見守って行きたいと思います。
「子どもは地域の宝物」が合言葉です。見守りから一旦帰宅した後は、市内の「地域包括支援センター」さんを訪ね、地域での福祉活動全般について意見交換を行いました。
同センターは茅ケ崎市内に12ヵ所設置され、地域の高齢者の方々の身近な相談窓口として機能し、保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーの資格を持つ専門スタッフが日曜・祝日以外毎日、介護サービスを含む様々な相談を受け付けています。
しかしながら現実には、行政や民間が用意する制度・福祉関連サービスだけでは解決できない複雑な問題を抱えるご家庭も多く、これから解決しなければならない大きな課題であることを知りました。
市の年間予算の約6割が福祉関連事業を含む「民生費」に振り向けられている今日、「地域包括支援センター」の役割は益々重要となっており、私もしっかりと勉強し、その活動を支援して行きたいと思います。
新党結成へ
まだまだ暑い日が続きますね。さて、8月29日(土)は、私が所属する立憲民主党・神奈川県連合の定期総会が開催され、新党結成に向けた議案審議などが行われました。
私は外せない所用があって委任状を提出し、リモート(Zoom)での参加となりました。
首相が退陣表明したと同時に野党再編が進むことになりますが、健全な二大政党制実現への確かなステップになることを願っています。
私たちはいま野党の立場にありますが、政権や政権党の批判に終始するのではなく、対抗政策をしっかり示すことが必要です。そしてその政策がより血の通ったものであるためには、我々地方議会議員が民意をしっかり汲み取って、県会や国会を動かす気概と実践が必要となります。
これは与党とて同じはずであり、市議会でも政策論を中心に、大いに切磋琢磨して行きたいと思います。
(追伸)
私の議員活動レポートをポスティングで読まれた方から、「イチ押し図書」についてお電話を頂きました。書籍のタイトルは「地方議員は必要か」。(文春新書)議員の方にも是非読んで頂きたい一冊です。
首相退陣表明
8月28日(金)は第3回定例会の決算情報に関する市への資料要求のため登庁しました。
膨大な議案関連資料を読み解く中で不明な点があれば、議員として新たな資料の提示を要求できます。
委員会質疑の中で個別に解明や確認もできますが、資料要求によって全議員に対し事前に情報提供される点がミソであり、質疑の充実にも繋がります。
帰宅するとネットで安倍首相の退陣情報が飛び込んできました。
このコロナ禍の最中に、メディアでの首相の露出が極端に少なかったことから、健康不安説が一部で飛び交っていましたが、医師や周囲の助言もあってか?遂に退陣決断となったようです。(個人的には退陣の判断が遅かったと思っています)
偶然にも、夜は“Zoom”を使った所属政党の地方議員によるブロック・リモート会議。私たち立憲民主党も今回解党して新たな政党を立ち上げることとなり、首相の退陣表明とタイミングが重なって、大きな政局の動きを感じた1日となりました。
それはそれとして、来週からスタートする第3回定例会にしっかり向き合いたいと思います。
決算審査に当たって
9月1日から2020年(令和2年)・茅ケ崎市議会第3回定例会がスタートします。
第3回定例会では、他の議案に先立ち2019年度(令和元年度)の決算審査が行われ、私は所属会派「市民自治の会」
を代表して、豊嶋議員と共に決算委員を務めることになりました。
初めての経験で多少戸惑いもありますが、精一杯役目を果たしたいと思います。
決算と言えば「もう過ぎた話し」と思われるかも知れませんが、市民の皆さんの負託を受けて成立した大切な予算が無駄
なく適正に実行され、解明すべき問題点や改善点が無かったかどうかを見極める重要なプロセスであり、その結果は当年度(2020年度)の予算執行のチェックや次年度(2021年度)の予算策定にも大きな影響を与えます。
皆さんも是非議会やインターネットでの傍聴で、ご一緒に決算のチェックをお願い致します。