藤本けいすけの「日日是好日」

スポーツ・武道と指導者

私の郷里・熊本のある高校で、サッカー部のコーチが部員に対し日常的に暴行を働いているのではないかということを疑わせるショッキングな動画が報道されました。

先日は、日本柔道連盟が、勝敗に拘った試合中の保護者の罵声などが目に余るという理由から、小学生の全国大会を中止したという発表もありました。

スポーツや武道で汗を流す意味は一体どこにあるのか・・・?。一度立ち止まって皆で考え直すべきだと思っています。試合は単なる競争やゲームではなく、日頃のトレーニングや鍛錬の成果、或いはチームワークの取り方を「自身に問い成長する」機会としての意義も大きく、指導者や保護者はそれを温かい気持ちで辛抱強く見守る役目と責任を負っています。

その前提に立てば、子どもたちへの暴言や暴行などはおよそあり得ない話しです。

人間関係において、およそ強い立場や優位なポジションにある者は、誰よりも優しい心根を持たなければならない。

今回のサッカー部のような不快な「事件」は社会から一掃すべき。私は皆さんにそのことを強く訴えたいと思います。

☆高校サッカー部の暴行事件に関するニュース↓
サッカー強豪校で暴行の動画 コーチか 生徒を殴る蹴る 寮内で? 「暴力は日常」の声も(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/777aa649a27702bdfd4369b66356eccdf3459300