藤本けいすけの「日日是好日」

スポーツの秋に

10月13日(日)は地区の体育祭でした。今年5月に地区体育振興会会長をお引き受けし、役員や参加自治会の皆さんと精力的に準備を進めました。


 お陰様で当日は見事なまでの秋晴れ。爽やかな風も心地良く、絶好のスポーツ日和となり、子どもからシニアの皆さんまで、全部で15種目の競技を楽しみました。スポーツを介して、心身の健康増進や地域の交流が進むことは実に素晴らしいことだと思います。

 その一方で今回の体育祭を通じ、主催団体代表の立場から次の諸課題を再認識する機会ともなりました。
 1)高齢化の進展(地区高齢化率≒40%)で、怪我防止等の観点からも競技種目の選定が難しい
 2)自治会加入率が年々低下する現状では、体育運営スタッフや自治会対抗競技の選手確保が難しい
 3)地球温暖化の影響で秋とは言え気温が上昇傾向にあり、熱中症等のリスクが懸念される
 4)ボランティアをベースとした任意団体による運営のため、ノウハウの見えるや共有化に限界がある 
 5)障がいを持つ方も気軽に参加できるための環境づくりが不十分 などなど

 このような課題は地域の体育祭特有のものでははく、現代的な社会構造の縮図でもあり、今後は、例えば旧来の「体育祭」から「スポーツフェスタ」へのシフトや「eスポーツ」の採用による参加者の裾野拡大、防災訓練等で使用する簡易テントの活用やICTを駆使した運営負荷の軽減なども視野に入れつつ、一つ一つ解決改善して行きたいと思います。