優れもの
先日市役所内でご覧のようなチラシを見かけました。
県が管理する国道・県道の要補修箇所などを、気付いた市民が現場から都度スマホで通報するという仕組みの案内です。
確かに、私自身の市政相談でも最多なのが道路補修に関する内容となっており、このアプリを使って直接県(土木事務所)に情報連携されることは、市民が行政の担当窓口を探したり電話連絡する手間を削減し、なかなか画期的だと思います。
このアプリでは、我が茅ヶ崎市が管理する市道(市内総延長約700km)は対象外となっていますが、今後は行政版DX(行政サービスのデジタル化)を本格的に推進する計画も進行中であり、私自身もこの県の仕組みを研究し、市担当課に対して様々な提言を行いたいと思います。
恐らく課題は、
① 対象の補修箇所が国道、県道、市道、私道のいずれに該当するか市民にはわからないケースが大半
② 情報提供を受けた市役所側での受付⇒確認⇒対処⇒報告というルーティンワークが円滑に廻せるか
③ 運用コスト(費用対効果)の妥当性
などと想定しますが、導入ネックやハードルを探すのではなく、どうしたらそれらをクリアできるかという知恵出しにエネルギーを割くことが大切と考えます。