藤本けいすけの「日日是好日」

平塚市内で開催された教育シンポジウムにお招き頂きました。

1月18日(土)、平塚市内で開催された教育シンポジウムにお招き頂きました。

テーマは、「先生がいない!神奈川の教員未配置の問題を考える!」。

現職の校長、教員、教育委員会やPTA関係者、教員志望の学生、議員などが垣根を超えて問題認識を共有するという画期的なイベントでした。

現在、神奈川県内はもとより、日本全国の公立小中学校で教員が足りない危機的な問題に直面しており、正確な不足数については国の実態調査も無く、不明のままだそうです。

働く環境の厳しさや民間企業との採用競争などで教員志望者が減り、団塊世代の大量退職なども重なって、現場ではいわゆる「非正規教員」とされる臨時任用、非常勤、再任用教員の方々の力を借りて、ようやく授業や指導が廻っている実態。校長先生や教頭先生が日々教壇に立つことも珍しくないそうです。

「パソコンの配備より教員の配置を!」と訴える、あるパネリストの言葉が、IT業界出身で小学校教員の娘を持つ私の胸に深く刺さりました。

これからは、この教員不足の問題を重要テーマの一つに加え、議員活動に打ち込んでゆきたいと思います。