藤本けいすけの「日日是好日」

茅ヶ崎市議会「2020年第1回定例会」が閉会しました。

3月24日(火)に茅ヶ崎市議会「2020年第1回定例会」が閉会しました。

予算審議等の内容は別途私の議会レポートなどでご報告しますが、その予算案には当然学校教育に関連する事業がたくさん含まれていました。

その中で私が注目したのは、新しい学習指導要領によって、4月から小学校で英語教育が拡充され、5年生・6年生では正式な「教科」に、また3年生・4年生では英語に触れる授業が開始される点です。

何となく「グローバル化」という定番のキーワードによって、小学生にも英語教育は必要だという論調が現在主流ですが、果たして早期に英語を学ばせることが、いわゆる英語を駆使する能力UPにどれほどの効果があるのだろうか?という疑念がふと浮かび、一冊の本を手にしてみました。

この本の著者は、小学校での英語教育には懐疑的なのですが、確かにグローバル化と一口に言っても、今の日本人がビジネスや観光で相手にするのは大半がアジア圏の人々だという現実論や、学校の現場を預かる教師の皆さんの負担が更に増大する問題などを脇に置いての国の政策には、大いに疑問符が付いてしまいます。

皆さんも機会あれば是非お読み頂きたい一冊です。(新型コロナ対策で外出自粛が続く可能性もあり、その時間を活用して、色々な本を一気に読んでみたいと思います)